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綾辻行人「館シリーズ」9作14冊セット本のKindle版が51%の還元セール中。9900円のうち5040円分がポイントとして戻ってくる。伝説の建築家によって建てられた「館」で起こる奇怪な殺人事件を描く、新本格ミステリの幕を開いた金字塔

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綾辻行人による「館シリーズ」のKindle版が、現在ポイント還元セールを実施している。9作品・文庫14冊を収めた合本版なら、9900円の購入金額のうち、5040円分がポイントとして還元される。

同シリーズは『十角館の殺人』から始まる推理小説のシリーズ作品で、いわゆる新本格ミステリと呼ばれるジャンルの幕を開いた作品だ。大がかりなトリックや、ミステリの王道をあえて外す手法などで、読者に強い衝撃を与えてきた。

各作品でおおまかに共通するのは、伝説の建築家・中村青司が各地で建てた風変わりな「館」を舞台に、次々と不可解な殺人事件が起こっていくというところ。

1987年に初めて刊行された第1作の『十角館の殺人』は、その名前の通り十角の形をした奇妙な館で起こった連続殺人事件を描いたもので、衝撃的な結末はいまなお評価が高い。また2024年には映像化もなされている。

なお綾辻氏は現在、10作目にしてシリーズ最終作となる予定の『双子館の殺人』を「メフィスト」誌にて連載中であるとのこと。単行本化の時期などはまだ言及されていないが、こちらも楽しみに待ちたい。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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