任天堂は2月25日、音楽配信サービス「Nintendo Music」にて、『スーパーマリオUSA』の楽曲を配信開始した。同サービスは、有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」に加入しているユーザーなら無料で利用可能だ。
本作は、国内では1992年にファミリーコンピューター用に発売されたアクションゲームで、『スーパーマリオ』シリーズの番外編的な作品。今回追加されたのは、「タイトルBGM」や最初のステージの「地上BGM」など、全14曲。うち8曲が、曲のながさを変更できる「ながさチェンジ」に対応している。
『スーパーマリオUSA』は、国内では1992年に発売されたアクションゲーム。夢に出てきた世界「サブコン」にやってきたマリオたちが、野菜を引き抜いて敵に投げたり、魔法の薬を使って裏世界へ移動したりと、不思議な冒険に挑む。
(画像は「マリオポータル」の『スーパーマリオUSA』紹介ページより)
選べるキャラクターは、『スーパーマリオ』シリーズでおなじみのマリオとルイージに、ピーチ・キノピオを加えた4人。各キャラクターはジャンプ力や物を持った時の変化、走る速度などに違いをもつ。
ちなみに、本作の海外版タイトルは『SUPER MARIO BROS. 2』。1987年に発売されたゲーム『夢工場ドキドキパニック』をベースとして、キャラクターを『マリオ』シリーズのものに置き換えて制作された。それが日本での発売時に『USA』と名付けられた経緯がある。

敵キャラクターも特徴的で、後の作品にも顔を出しているキャサリンやヘイホーは、『夢工場ドキドキパニック』および本作で最初に登場したキャラクターだ。

今回「Nintendo Music」に追加された楽曲は全14曲。各ステージのBGMである「地上BGM」や「地下BGM」のほか、『スーパーマリオブラザーズ』のBGMを引用している「裏画面BGM」などがラインナップしている。