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『幻想水滸伝』アニメ化決定!『幻想水滸伝II』をベースにした作品に。PVには「その強さがあれば、すべてを守れると思った」や約束の地が登場

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コナミデジタルエンタテインメントは3月4日(火)、『幻想水滸伝』のアニメ化を発表した。シリーズの中から、『幻想水滸伝II』をベースにした作品になるという。

制作はKONAMI animationが担当。公開されたPVでは、「その強さがあれば、すべてを守れると思った」という本作の名セリフでありキャッチコピーとともに、約束の場所・天山の地を確認することができる。

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『幻想水滸伝』は、1995年に第一作が発売されたRPGシリーズ。中国明代に記された書物「水滸伝」をモチーフとしており、作中は主人公を含めた108人の仲間や西洋・東洋が織り交ざる世界を通して、戦争をテーマとした重厚な物語が展開される。

アニメ化の経緯について内藤プロデューサーは、まずはファーストステップとして『幻想水滸伝 I&II HDリマスター』をありとあらゆるプラットフォームで遊べるようにすること。セカンドステップとして『幻想水滸伝』の物語を既存のファンを含めたさまざまな人に“接点”を持ってもらうこととし、原作の故・村山吉隆氏の軸ををぶれさずにどう伝えるかを考えたところ、アニメ化にたどり着いたそうだ。

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アニメ版のプロデューサーを担当するNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンの日野亮氏は、今始まったばかりとしつつも、壮大なテーマかつキャラクターも多い原作のファンの方々にどうしたら喜んでもらえるかどうかを監督と試行錯誤して進めているという。

アニメ版の監督を務めるサトウユーゾー氏は、壮大なファンタジー作品で、戦記物で、キャラクターもたくさん登場する『幻想水滸伝』は、日本の誇るべき作品になるという意気込みで制作を進めているそうだ。

さらに、魅力的なゲームをいかにアニメに引っ張ってこれるかを常に考え、ゲームとアニメは異なるということを念頭に置いて、主人公のセリフや芝居をどのように演出させるということを考えて“再構築”しているとのこと。

日野氏は、シリーズのなかでも特にジョウイ、ナナミを中心とした普遍的かつドラマ性がある『幻想水滸伝II』をはじめにアニメ化するべきと考えていたという。

続けて、本作は多種多様な文化が混在する魅力的な世界が広がり、そこに生きる人間や亜人、さまざまな人々が仲間になってひとつの目標に向かって協力し合うという、グローバルでも勝負できるコンセプトがと考えているという。そのコンセプトやメッセージがアニメでも伝わるような作品にしていきたいとコメントを残した。

※画像はすべて配信内からキャプチャしたものです

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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