フジテレビは3月5日（水）、津田健次郎さんが主演のドキュメンタリードラマ『１９９５～地下鉄サリン事件30年 救命現場の声～』を3月21日（金）21時より放送すると発表した。
本作は30年前の1995年3月20日（月）に発生した「地下鉄サリン事件」を題材にしたドキュメンタリードラマ。事件発生から30年、フジテレビ独占の取材に基づき、当時何が起きていたのか、懸命に救助にあたった者たちの姿を救命ドラマとして描く。ほか桜井日奈子さん、泉澤祐希さんの出演も決まっている。
『１９９５～地下鉄サリン事件30年 救命現場の声～』
— フジテレビ (@fujitv) March 4, 2025
津田健次郎が医師役でドラマ初主演を飾る！
３月21日（金） 21時～22時52分 https://t.co/BLVCo28KZ9
主演の津田さんが演じるのは、病院の救命救急センター長である剣木達彦。要請があった患者全員の受け入れを決断し、患者の救急救命対応にあたった実在のがモデルになっているという。原因がサリンだとわからないギリギリの状況で、治療薬・PAMの投与を決断した。
津田さんは、当時事件があった際、丸ノ内線沿線に住んでいたという。養成所時代に朝稽古に行こうとしたら駅が封鎖されていて、テレビを見ていなかったこともあって何が起きているかすぐにはわからなかったそうだ。その後本事件を知り、衝撃的で驚いたことを覚えていると語った。
続けて、「これまであまり描かれてこなかった当時の医療現場について、リアルに演じられたらと思っております。この事件を知っている方はもちろんですが、この事件のことを知らない世代の方にも丁寧に伝えていけるよう頑張りたいと思います」と視聴者にメッセージを残した。なお、公式サイトでは出演者のコメントが掲載されている。
「地下鉄サリン事件」とは、1995年3月20日（月）に東京で発生した同時多発テロ事件。丸ノ内線、日比谷線、千代田線の車両内で神経ガスであるサリンが散布され、乗客や駅員ら14人が死亡、重軽傷者は約6000人におよび、学兵器が一般市民に使われた初の事件として世界に衝撃を与えた。
平日朝のラッシュアワーの時間帯にサリンがまかれパニックに陥った東京。駅や病院では一人でも多くの命を救うため、賢明な救命救助活動が行われていた。
