3月4日(火)、13世紀ごろのモンゴルを舞台にしたオープンワールドアクションゲーム『Windstorm: The Legend of Khiimori』のクラウドファンディングがKickstarterにて開始された。目標は日本円で約970万円で、開始から約20時間で目標金額を達成。記事執筆時点で2300人以上のバッカーが集い、約1700万円が支援されている。
本作は全面的に「馬」に焦点を当てており、単純な移動手段だけではなくゲームの中心に存在する生物として扱われている。プレイヤーは馬と深い絆を築きながら運び屋として生活し、馬のお世話や訓練、さらには繁殖もさせられる。
Kickstarterに掲載されている内容によると、本作は馬との信頼関係を築くことがゲームの重要な要素となっており、プレイヤーが馬に優しく接することでプレイヤーに対して忠実になるが、逆に乱暴に扱うと信頼を失い、言うことを聞かなくなることもあるようだ。
プレイヤーは、モンゴルの広大な草原を配達人として馬と共に駆け抜ける。世界設定の核となる部分はモンゴルの遊牧民文化であり、移動式住居であるゲルをはじめ、馬だけでなくヤギや羊、ラクダなどの家畜の世話をしながら草原を旅することが可能となっている。
また、モンゴルの衣装や武器、道具なども細部にわたって再現しており、プレイヤーが実際にモンゴルの文化を体験できるようになっている。一例として、モンゴル弓(馬上弓)を使った狩猟や、競馬レース「ナーダム」などもゲーム内で楽しめる。
(画像は『Windstorm: The Legend of Khiimori』のSteamストアページより)
さらに、本作はプレイヤーの選択がストーリーの展開に大きな影響を与えるシステムが採用されており、選んだ行動によって、異なる結末が待っているという。ストーリーには、友情や裏切り、希望や絶望といったテーマが含まれているようだ。
本作には戦闘要素も含まれており、プレイヤーは弓や剣を使った戦いに挑める。また、プレイヤーは食料や水を確保し、馬の健康を管理しながら過酷な環境を生き抜くサバイバル要素も実装される。

『Windstorm: The Legend of Khiimori』は2025第3四半期にPC(Steam)とコンソールに向けてリリースされる予定だ。