3月1日(土)、小説『メトロ2033』を原作とするゲーム『Metro(メトロ)』シリーズを手がけているゲーム開発スタジオ4A Gamesが。コミュニティに向けたコメントを発表した。
発表されたコメントによると、4A Gamesは原作の小説家であるドミトリー・グルホフスキー氏と共に『メトロ』の新作を開発しており、『メトロ』シリーズの創始者や中心人物であるメンバーはウクライナ、マルタ、遠隔地にあるスタジオで開発を継続。新しいIPの開発も引き続き行っていることも明かされた。
Some extra clarification for our community. Please see this post. https://t.co/GyLdUT2Cjy https://t.co/Vp8EAVWtp7
— 4A Games (@4AGames) February 28, 2025
4A Gamesのメンバーはウクライナにルーツを持ち、チームの大半もウクライナ人であると説明される。おもにキーウとスリーマのオフィス、リモートワーク、時にはウクライナの最前線からゲームを制作しているという。
記事執筆時点では2つの国にスタジオを構えており、チームの大多数である約200名のうち150名がウクライナに在籍している。他のメンバーは、マルタやリモートで働いている。
なお、4A Gamesは創業者である「four A’s」の指揮のもと、は2014年に「4A Games Limited」を設立し、新たな本社をマルタに構え約50名のチームメンバーも移行。現在はDeep SilverおよびPlaionとの契約のもとで『メトロ』シリーズを開発中である。
The same founders and beating heart of the Metro series continue to work on the next Metro game from our studios in Ukraine, Malta, and remotely. We are also still at work on our other new IP as referenced in previous Studio Updates. pic.twitter.com/b1iRDHBAdM
— 4A Games (@4AGames) February 27, 2025
また、4A Gamesは自ら主導するアウトソーシングを通じてウクライナに残った「4A Games Ukraine」のチームと協力し続けた。今後も、4A Gamesはブランドを変更する予定はないと改めて告知された運びだ。公開されたメッセージは「Слава Україні!(ウクライナに栄光あれ!)」というセリフで締めくくられている。