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『メトロ』シリーズを手がけるゲーム開発スタジオ4A Gamesが「新作『メトロ』シリーズや新規IPを制作中」とコメントを発表。チームの大部分がウクライナの最前線に残っていることを明かす

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3月1日(土)、小説『メトロ2033』を原作とするゲーム『Metro(メトロ)』シリーズを手がけているゲーム開発スタジオ4A Gamesが。コミュニティに向けたコメントを発表した。

発表されたコメントによると、4A Gamesは原作の小説家であるドミトリー・グルホフスキー氏と共に『メトロ』の新作を開発しており、『メトロ』シリーズの創始者や中心人物であるメンバーはウクライナ、マルタ、遠隔地にあるスタジオで開発を継続。新しいIPの開発も引き続き行っていることも明かされた。

4A Gamesのメンバーはウクライナにルーツを持ち、チームの大半もウクライナ人であると説明される。おもにキーウとスリーマのオフィス、リモートワーク、時にはウクライナの最前線からゲームを制作しているという。

記事執筆時点では2つの国にスタジオを構えており、チームの大多数である約200名のうち150名がウクライナに在籍している。他のメンバーは、マルタやリモートで働いている。

なお、4A Gamesは創業者である「four A’s」の指揮のもと、は2014年に「4A Games Limited」を設立し、新たな本社をマルタに構え約50名のチームメンバーも移行。現在はDeep SilverおよびPlaionとの契約のもとで『メトロ』シリーズを開発中である。

また、4A Gamesは自ら主導するアウトソーシングを通じてウクライナに残った「4A Games Ukraine」のチームと協力し続けた。今後も、4A Gamesはブランドを変更する予定はないと改めて告知された運びだ。公開されたメッセージは「Слава Україні!(ウクライナに栄光あれ!)」というセリフで締めくくられている。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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