Bad Guitar Studioが開発した基本無料オンライン対戦FPS『FragPunk』が好調だ。Steamの非公式データベース「SteamDB」の情報によると、3月10日時点での最大同時接続数は11万3000人を超えている。
本作は3月7日にリリースされた、いわゆる「ヒーローシューター」と呼ばれるジャンルに属する作品だ。プレイヤーたちは「ランサー」と呼ばれる13人の個性的なキャラクターたちから操作するキャラクターを選び、10種類以上の多彩なマップで5対5のチーム戦を行う。
本作の最大の特徴は「シャードカード」と呼ばれるシステムだ。ラウンドごとにシャードカードをチームごとに使用すると、ゲームに特殊なルールが適用される。シャードカードは150種類以上あり、ステータスに変化をもたらすような単純なものや「キャラの頭が巨大化」するもの、「しゃがみ動作を行うことでHP回復効果のあるタマゴを生める」など、さまざまなバリエーションが存在する。

本記事執筆時点(3月10日)でのSteamレビューは約1万1000件投稿されており、そのうち72%が好評と「やや好評」のステータスを獲得している。ユーザーからの声では、初心者にやさしいカジュアルさやスムーズなプレイ感覚が評価されている一方、リリース直後なだけあってルールやバランスの調整が粗削りであるとする声もある。
『FragPunk』はPC(Steam、Epic Games Store)にて基本無料で配信中。なお、コンソール版(PS5、Xbox Series X|S)は近日中にリリース予定となっている。