海外メディアVGCは現地時間3月17日(月)、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)がPS Studios傘下に新たなファーストパーティースタジオ「Dark Outlaw Games」を設立したと報じた。
本スタジオは人気FPS『Call of Duty』シリーズの開発に携わってきたJason Blundell氏が率いることが明らかとなっている。なお、現時点では具体的な活動内容は明かされていない。

Blundell氏は、2006年から2020年までActivision傘下のTreyarchに在籍しており、在籍時には『Call of Duty 3』の制作や『Call of Duty: Black Ops III』などのキャンペーンモードやゾンビモードのディレクターとして活躍した人物だ。
Blundell氏は2020年にActivision退社後、2021年に『Call of Duty: Black Ops』のディレクターであるDave Anthony氏と共同のスタジオ「Deviation Games」を設立。
「Deviation Games」はSIEとのパートナーシップを締結し、プレイステーション向けのオリジナルIPの開発を進めていたが、2022年にBlundell氏がスタジオを去り、その後2024年にはスタジオが閉鎖。ゲームをリリースする機会は訪れなかった。
— Deviation Games (@DeviationGames) September 8, 2022
そして今回の報道では、アメリカ人ジャーナリストのJeff Gerstmann氏によるBlundell氏のインタビュー動画にて、PS Studio傘下の新スタジオ「Dark Outlaw Games」の設立が判明したかたちとなる。
インタビューでは、Blundell氏は新スタジオが「人員増強中」であることを明かし、今後スタジオ初のプロジェクトについて詳しく紹介する予定であることをコメント。さらに「私たちはしばらく影の中で仕事をしてきましたが、話すことがあれば光の中に出てきます。」と語っている。
また同氏は、「ソニーと一緒に新しいスタジオを立ち上げられることは素晴らしいことです。」と感謝の意も示していた。
「Dark Outlaw Games」の具体的な活動は現時点では明かされていない。長年ゲームの開発に携わってきたBlundell氏がどのような作品を開発するのか、今後の同スタジオの動きにも注目だ。