4月12日から開催される⼠郎正宗初の展覧会「⼠郎正宗の世界〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」の公式画集『Shirow Masamune Artworks in the Shell』が、展覧会より一足早い4月11日より発売される。
同展覧会は、これまで約40年にわたる士郎正宗氏の画業から、代表的な作品を網羅的に集めたもの。東京・世田谷文学館にて、8月17日まで開催される予定となっている。
刊行が発表された公式画集は、今回の展覧会のために準備された膨大なカラー原稿の中から260点のイラストを厳選したもの。総ページ数は300ページを超え、初期作品『ブラックマジック』から『アップルシード』、代表作『攻殻機動隊』をはじめとした作品から、ゲーム や⼩説の挿絵といったイラストワークまでを収録している。A4変型判の⼤判サイズで、価格は税別で6000円。
また公式画集の発売と同時に、『攻殻機動隊』公式グローバルサイトで連載中の「MESSED MESH AMBITIONS」企画をまとめた書籍も発売されることが決定。『攻殻機動隊』関連のさまざまな論稿やインタビュー、対談やエッセイなどが600ページにわたって収められているほか、⼠郎正宗氏自身の寄稿もある。
こちらは公式画集の発売と同日の4月11日刊行で、税別4500円となっている。詳細については公式サイトなどもあわせてご確認いただきたい。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
商業デビュー作『アップルシード』から代表作『攻殻機動隊』、さらには最近のイラスト仕事までを網羅した最新画集 ⼠郎正宗展公式原画集 Shirow Masamune Artworks in the Shell 2025年4⽉11⽇(⾦)発売!!
4⽉12⽇(⼟)から世⽥⾕⽂学館で開催になる⼠郎正宗初の展覧会となる『⼠郎正宗の世界〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜』。
この展覧会の公式画集が、2025年4⽉11⽇(⾦)、講談社から発売になります。
今回の展覧会のために著者が準備した膨⼤な〈アナログ原稿〉〈デジタル出⼒原稿〉のカラー原稿の中から、260点以上のイラストを厳選した画集です。
初期作品集『ブラックマジック』や⼠郎正宗の名をメジャーにした『アップルシード』から、代表作ともいえる『攻殻機動隊』や映像化もされている『ドミニオン』『仙術超攻殻ORION』、さらにはゲームや⼩説の挿絵などのイラストワークまで、40年以上にわたる⼠郎正宗の仕事を網羅した300ページ超えの重厚な画集。展覧会には原画が展⽰されないイラストも収録されています。
⼠郎正宗の緻密で艶やかなイラストを楽しんでいただけるように、A4変型判の⼤判サイズなっています。また作家・島⽥荘司の⼩説『Classical Fantasy Within』に収録されている折りたたみのイラストは、⼠郎正宗の絵の細部が少しでもよく⾒えるように、1枚のイラストが3〜4ページの特⼤観⾳開きのページで収録しております。
⼠郎正宗が描き下ろしたカバーイラストの容れ物に収められた展覧会公式画集です。
◆書籍概要
タイトル:⼠郎正宗展公式原画集 Shirow Masamune Artworks in the Shell
仕様:A4変型判/ソフトカバー(帯あり)
ページ数:304ページ
定価:6,000円(税別)
発売⽇:2025年4⽉11⽇(⾦)
攻殻機動隊書籍情報
■攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL(⼠郎正宗著)
企業のネットが星を被い、電⼦や光が駆け巡っても国家や⺠族が消えてなくなるほど、情報化されていない近未来。犯罪の芽を探し出し除去する⾸相直轄の攻性の組織”攻殻機動隊”が結成された。リーダーの草薙素⼦たち公安9課は「⼈形使い」と呼ばれる超ウィザード級ハッカーを追うことになる。これがすべての『攻殻』の原典で、映像作品のもととなっている。
■攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE(⼠郎正宗著)
素⼦が⼈形使いと融合してネットの海へ消えてしまった後の世界。素⼦の11番⽬の同位体でポセイドン・インダストリアル社考査部⻑である荒巻素⼦が、同社の豚クローン臓器培養施設襲撃事件を調査していく中で、他の草薙素⼦の同位体たちと遭遇していく。
■攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER(⼠郎正宗著)素⼦が公安9課を去った後の公安部の⽇常業務を描いたシリーズである。バトーやトグサが中⼼となる物語で4つのお話で構成されている。CD-ROM付きのe-mangaで⼠郎先⽣の極彩イラストが綺麗に蘇る。「攻殻機動隊1」と「攻殻機動隊2」の間に位置する世界なので「1.5」という数字がついている。
■攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 全5巻(⾐⾕遊著)
2002年に放送となった神⼭健治監督のアニメをコミカライズした作品。主⼈公の草薙素⼦が公安9課に残っていたらという設定で、攻性の特殊部隊「攻殻機動隊」メンバーの活躍を描いたサスペンスアクションシリーズ!! 各巻ごとにエピソードがまとまっている。
■攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 〜The Laughing Man〜全4巻(⾐⾕遊著)
「笑い男事件」をまとめた『攻殻機動隊 S.A.C.』のスピンオフ! 1話完結の形で作られていたアニメの中で、シリーズものとして構成されていた「笑い男事件」を⼀つの作品にまとめたもの。未解決のままだった事件に光を当てるきっかけとなる9課隊員のトグサの視点で描かれている。各巻には監督を務めた神⼭健治による解説がついている。
■攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX タチコマなヒビ全8巻(原作/櫻井圭記、漫画/⼭本マサユキ)
⼈気戦⾞タチコマを主役にした『攻殻機動隊 S.A.C.』のスピンオフ!⼤⼈気思考戦⾞・タチコマがあらゆる事象を思考するウンチクコメディー。兵器や⾷べ物、時間に⽣⾵習、果ては⽣命についてまで語り尽くします。読めば誰かに話したくなる雑学満載のショート作品です。
■攻殻機動隊ARISE 〜Sleepless Eye 眠らない眼の男〜全7巻(原作/藤咲淳⼀、漫画/⼤⼭タクミ)
2013年に劇場公開された⻩瀬和哉監督のアニメをコミカライズした作品。⼠郎先⽣の原作の冒頭シーンに繋がる設定で、攻性の特殊部隊「攻殻機動隊」結成までを描いた前⽇譚である。物語は元レンジャー隊員だったバトーの⽬線で描かれていて、アニメとは⼀味違ってオリジナル要素満載です。
■攻殻機動隊ゴースト・イン・ザ・シェルコミックトリビュートハリウッド実写映画化を記念して10⼈の豪華作家陣が集結!影響を受けた『攻殻機動隊』のキャラクターを、敬意と愛を持って⾃由に描きおろす公式トリビュート!! 作家漫画家は、⾐⾕遊、Boichi、井上智徳、⼭本マサユキ、今井ユウ、多⽥乃伸明、⼩池ノクト、⼤⼭タクミ、トニーたけざき、平本アキラ(ポスター)。
■攻殻機動隊⼩説アンソロジー
また新たな攻殻ワールドが誕⽣した。ʼ80年代後半に誕⽣し、世界の有名クリエイターに多⼤な影響を与えたSFの最⾼傑作『攻殻機動隊』。SF史に燦然と輝く『攻殻』の世界を⼈気作家たちが独⾃の視点で書きおろした⼩説アンソロジー! 参加作家は円城塔、三雲岳⽃、朝霧カフカ、秋⽥禎信、冲⽅丁。カバーデザインは原作者の⼠郎正宗描き下ろし!
■攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM 第8巻まで刊⾏(原作/藤咲淳⼀、漫画/吉本祐樹)
草薙素⼦が姿を消した後の公安9課を描いた『攻殻機動隊』最新作! 東北のトワダで、草薙素⼦の汚染された義体が⾒つかったという報告を受けて、捜査に向かったトグサと霊能局からやってきた新メンバーのツナギ。事件と関連のある宗教団体「アテルイ」に潜⼊するが、サイトーの宿敵ともいえる強敵に出くわす。⼀⽅、沖縄でも素⼦の影があったということで、バトー、アズマ、イシカワが捜査にあたるが、
中国マフィアの襲撃を受ける。素⼦がいない公安9課を描いた作品です。
現在「コミックDAYS」で連載中。
※すべて講談社から刊⾏。
「⼠郎正宗の世界展」情報
展覧会名:⼠郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜
■会期:2025年4⽉12⽇(⼟)~8⽉17⽇(⽇)※⽉曜⽇は休館⽇(祝⽇の場合は開館、
翌平⽇休館)
■会場:世⽥⾕⽂学館(東京都世⽥⾕区南烏⼭1丁⽬10−10)
■主催:公益財団法⼈せたや⽂化財団世⽥⾕⽂学館、講談社、パルコ
■企画協⼒:⻘⼼社
■特別協⼒:⼠郎正宗
■後援:世⽥⾕区、世⽥⾕区教育委員会
■グラフィックデザイン:坂脇慶、⾶鷹宏明
■空間構成:トラフ建築設計事務所
公式ウェブサイト: https://www.shirow-masamune-ex.jp
公式X: https://x.com/shirow_ex
★イープラスにてチケット好評発売中https://eplus.jp/sf/word/0000169553
『攻殻機動隊』 情報
『攻殻機動隊』グローバルサイト
https://theghostintheshell.jp
『攻殻機動隊』公式X
@thegitsofficial
『攻殻機動隊』公式Instagram
@theghostintheshellofficial
『攻殻機動隊』 YouTubeチャンネル
@GhostintheShellChannel