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マンガ『乙嫁語り』Kindle版が50%ポイント還元セール中。19世紀中央アジアに暮らす人々の生活を描く。草原と馬、風と遊牧のロマンたっぷり。『エマ』『シャーリー』など他の森薫作品もセール対象

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森薫の手がけるマンガ『乙嫁語り』のKindle版が、現在50%のポイント還元セールを実施している。期間内に購入すると、既刊15巻で1万528円のところ、半額分5248円分がポイントとして戻ってくる。

なお現在、同じく森薫の執筆している『エマ』『シャーリー』も50%のポイント還元セール対象となっている。こちらは19世紀末の英国・ロンドンを舞台とした物語で、『エマ』は完結済みだ。

『乙嫁語り』は、19世紀ごろの中央アジア・コーカサス地域などを舞台としたマンガ作品。12歳の花婿カルルクと、20歳の花嫁アミル、年の離れた結婚をしたふたりの物語を中心としつつ、視点を変えながら周辺地域で暮らす人々の生活を描く。

新郎新婦の一方は遊牧民、もう一方は定住する町の住民。異なる人生を歩んできたふたりの生活には大きな波乱が起きることもあるが、そうした困難を乗り越えて、彼らの生活と人生は続いてゆく。

精緻な書き込みで描かれた装束や絨毯などの布製品や、馬や羊など草原の動物たち、山と草原と立ち並ぶ幕屋、そしてときに望まずして持ち込まれる戦いなど、馬と草原と高原地帯のロマンがたっぷりと登場する物語だ。

もちろんタイトル通り、さまざまな「乙嫁」、つまり美しいお嫁さんたちが登場する当時の一大イベント「結婚式」などもしばしば発生。近代以前を生きた人々の愛だか恋だかも、さまざまな人の目線から描かれてゆく。最新刊では、物語の舞台はなんと海を渡ってイギリスにまで及んでおり、今後の展開も気になるところだ。

なお森薫は同作を手がける以前にイギリスを舞台にした“メイドさん”マンガ『エマ』『シャーリー』も執筆しており、こちらもKindle版セールが実施中だ。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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