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カプコン、“過去最高”の連結売上と営業利益を2025年3月期で達成。10期連続の10%以上の営業増益を記録。『モンハンワイルズ』1000万本突破をはじめとした主力シリーズのけん引により、過去最多のコンシューマ販売本数5187万本を達成

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株式会社カプコンは5月13日(火)、同社の2025年3月期連結業績(2024年4月1日~2025年3月31日)を公式サイト上にて公表した。

資料によると、売上高は1696億4百万円(前期比+11.3%)、営業利益は657億77百万円(前期比+10.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は484億53百万円(前期比+11.7%)となった。

この通期実績は、連結売上および営業利益いずれも過去最高の記録となっている。さらに12期連続の営業増益10期連続で10%以上の営業増益を達成する結果となり、好調を維持し続けている。

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(画像はカプコン「2025年3月期 決算補足資料」より)

また、2月28日に発売した『モンスターハンターワイルズ』の1000万本突破をはじめとした主力シリーズのけん引により、過去最多のコンシューマ販売本数5187万本を記録。これは前期を約500万本上回る結果となった。

さらに26年3月期の計画として、主力IPのリピート作の拡販をはじめ、『カプコンファイティングコレクション 2』、『鬼武者2』のリマスター版、Nintendo Switch 2向けの『ストリートファイター6』および『祇:Path of the Goddess』といった新作投入とリピート作拡販により本数増を図っている。

なお、26年3月期発売の他タイトルも鋭意制作中とのこと。

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(画像はカプコン「2025年3月期 決算補足資料」より)
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(画像はカプコン「2025年3月期 決算補足資料」より)
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(画像はカプコン「2025年3月期 決算補足資料」より)

さらに、これらの主力コンテンツと映像やライセンス商品、eスポーツとの連携強化を図るとともに、アミューズメント施設事業における堅実な店舗運営や新業態店舗の推進を促している。25年3月期は「カプセルラボ 神戸南京町店」など、合計5店舗を出店しており、既存店年間売上が110%(前年比)を記録した。

くわえて、アミューズメント機器事業での『モンスターハンターライズ』、『バイオハザード5』など計4機種を投入し、合計50千台を販売。この結果、売上高は過去最高、営業利益以下全ての利益項目で8期連続の最高益を達成するとともに、10期連続の10%以上の営業増益となった。

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(画像はカプコン「2025年3月期 決算補足資料」より)
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(画像はカプコン「2025年3月期 決算補足資料」より)

なお、2026年3月期の連結業績予想については、売上高1,900億円、営業利益730億円と、全ての利益項目で9期連続の最高益ならびに11期連続の10%以上の営業増益を見込んでいるという。公式サイトには、中長期戦略や連結財務状況などの詳細が公開されている。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


2025年3月期の連結業績は、全利益項目で8期連続の最高益、10期連続の10%以上の営業増益を達成
~ 主力シリーズのけん引により、過去最多のコンシューマ販売本数5,187万本を達成 ~

株式会社カプコンの2025年3月期連結業績(2024年4月1日~2025年3月31日)は、売上高は1,696億4百万円(前期比11.3%増)、営業利益は657億77百万円(前期比15.2%増)、経常利益は656億35百万円(前期比10.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は484億53百万円(前期比11.7%増)となりました。

当連結会計年度は、中核事業であるデジタルコンテンツ事業において、1ヵ月で販売本数1,000万本を突破した主力シリーズの大型新作タイトル『モンスターハンターワイルズ』の投入や、「モンスターハンター」シリーズをはじめとしたリピート販売により、年間販売本数が5,187万本と前期を約500万本上回り、業績をけん引しました。

さらに、これらの主力コンテンツと映像やライセンス商品、eスポーツとの連携強化を図るとともに、アミューズメント施設事業における堅実な店舗運営や新業態店舗の推進、アミューズメント機器事業での『モンスターハンターライズ』をはじめとしたスマートパチスロ新機種の販売台数伸長などが収益の向上に貢献しました。この結果、売上高は過去最高、営業利益以下全ての利益項目で8期連続の最高益を達成するとともに、10期連続の10%以上の営業増益となりました。

なお、2026年3月期の連結業績予想につきましては、売上高1,900億円、営業利益730億円と、全ての利益項目で9期連続の最高益ならびに11期連続の10%以上の営業増益を見込みます。

1. 2025年3月期 連結業績 (累計)

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2. 2026年3月期 連結業績予想

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(注)当社は年次での業績管理を行っているため、通期のみの開示としております。

ライター
気になったゲームは古今問わず遊ばずにはいられない性格。シリーズ物も大好き。 中学生の時に東方Projectに触れてからゲーム音楽へ目覚め、アトリエシリーズと出会い覚醒。普段聴く音楽が9割ゲーム関連となってしまった。 幅広いジャンルのゲームを遊びながら、まだ見ぬゲーム音楽との出会いを求めて日夜探求し続けている。

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