KADOKAWAは、テレビ東京で放送されたモキュメンタリー番組『イシナガキクエを探しています』の小説版を7月16日に発売すると伝えた。
四六判並製/144ページで価格は税込1650円。紙版の発売と同日に電子版も配信される。
TXQ FICTION『イシナガキクエを探しています』が書籍になります。
— KADOKAWAライフスタイル編集部 (@kadokawa_ls) May 26, 2025
放送を再編し、新たな音声や映像を追加した書き下ろし小説です。ぜひ本作もお楽しみ下さい。
発売:7月16日
Amazon特典(被験者の実験音声)https://t.co/aBfQXuvq19
楽天ブックス特典(ポストカード)https://t.co/AcEzDuc5k0 pic.twitter.com/sN0JjK0s1w
『イシナガキクエを探しています』は、1969年に失踪して以来50年以上にわたり捜索が続く女性「イシナガキクエ」の目撃情報を募るべく、公開捜査番組のていで実際に放送されたモキュメンタリー作品だ。
番組は実在する問い合わせ用電話番号を設置するほどにリアリティを徹底しており、放送当時は事実と誤認する人や考察を展開する人、不気味さを感じた人たちによりSNS上で大きな話題となった。
発表によると、小説版では“放送の舞台裏を知った人物”の視点で描かれた新たな物語が収録される。加えて、未公開の音声・資料や「イシナガキクエ」に関する特別映像も閲覧できるようだ。
上記のほか、Amazonでは“被験者の実験音声”、楽天ブックスでは「イシナガキクエ(エクトプラズム)」のポストカードも付属するとしている。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
ネットを震撼させたモキュメンタリー番組『イシナガキクエを探しています』が書籍化
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2025年7月16日に『イシナガキクエを探しています』を発売します。

2024年4−5月にテレビ東京で放送されたモキュメンタリー番組『イシナガキクエを探しています』。放送中に案内される問い合わせ窓口の電話番号が実在するなどリアリティを追求した結果、ネット上では番組内容が事実だと誤認する人や考察する人、「不気味」「怖い」などの声が続出し、一時Xでは日本トレンド1位になる騒ぎになりました。
書籍では放送の舞台裏を知った人物による視点で描かれた書き下ろしの内容とともに、未公開の音声や資料を収録。さらに物語の最後には「イシナガキクエ」に関する特別な映像も用意しております。Amazonや楽天ブックスでの購入特典などもございます。番組を知らない初めての方でも読める内容となっておりますので、ぜひ本作をお楽しみください。
購入特典について
Amazonと楽天ブックス限定で販売いたします。
以下URLからお買い求めください。
【Amazon.co.jp限定】特典:オリジナル音声 データ配信
被験者の実験音声
https://www.amazon.co.jp/dp/4046075597
【楽天ブックス限定】特典:オリジナルポストカード
イシナガキクエ(エクトプラズム)
https://books.rakuten.co.jp/rb/18245330/
作品について
<あらすじ>
長年にわたり「イシナガキクエ」という女性を探してきた米原実次は、テレビ東京に協力を依頼するも2024年2月に死亡。彼の遺志を継いで公開捜査番組が放送された。全3回放送されたこの番組は、深夜帯にも関わらず大きな反響を呼び、番組に届いた情報は8,000件に及んだ。一方でこの番組は、多くの疑問を残しながらも、非常に中途半端な状態で最終回を迎えることになったため、視聴者の間では大きな物議を醸すこととなった。
あの終わり方ではそれも致し方ないとはいえるが、少なくとも番組のスタッフたちは、本当にこれで良いのかと、逡巡し、葛藤していたことを知ってほしい。若くして逝った妹の遺志は継いでやりたかった。私はそのために筆をとったのだから。
<番組プロフィール>
テレビ東京で放送されているフェイクドキュメンタリー特別番組『TXQ FICTION』の第1弾。
書籍『イシナガキクエを探しています』では福井鶴、寺内康太郎、夜馬裕、大森時生(テレビ東京プロデューサー)が参画し構成・演出・執筆を行った。
<書誌情報>
作品名:イシナガキクエを探しています
著者名:夜馬裕/福井鶴・寺内康太郎(原作)
発売日:2025年7月16日(水)※電子書籍同日配信
定価:1,650円(本体1,500円+税)
ページ数:144ページ
判型:四六判並製
ISBN:9784046075598
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322502000268/