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画面上の文章に「~ない」を付け外しして“ルールを改変する”2Dアクションゲーム『黒くないカギで開かないドアはない』Steamストアページが公開。頭がねじれそう

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ゲーム開発者のZeF氏は、開発中の新作ゲーム『黒くないカギで開かないドアはない』のSteamストアページを公開した。同作は2Dアクションとワードパズル要素を組み合わせたタイトルで、ステージ上に「言葉」が散りばめられた独特なビジュアルが大きな特徴だ。

なお同作の元になったゲームはUnityroom上でも公開されており、こちらは現在でも無料でプレイすることができる。6月中にはSteam上で体験版の配信も予定しているという。

『黒くないカギで開かないドアはない』は、「言葉」で構成されたステージを進んでいく2Dアクションゲームだ。ただし、ゴール地点となる扉までには多くの障害があったり、場合によっては道そのものが全くないということもある。

そこで重要になってくるのが本作の特徴である文章改変による「ルール操作」だ。本作ではステージ上のさまざまな言葉の後ろにつく否定の「ない」を、文章から切り離したり、別の文章にくっつけたりすることで、ゲーム内のルールを操作することができる。

『黒くないカギで開かないドアはない』新作パズルアクションゲームがSteamでストアページを公開_001
(画像はSteam:黒くないカギで開かないドアはないより)
『黒くないカギで開かないドアはない』新作パズルアクションゲームがSteamでストアページを公開_002
(画像はSteam:黒くないカギで開かないドアはないより)
『黒くないカギで開かないドアはない』新作パズルアクションゲームがSteamでストアページを公開_003
(画像はSteam:黒くないカギで開かないドアはないより)

たとえば、「このドアは開始地点から遠い」という言葉に「ない」をくっつけることで、「このドアは開始地点から遠くない」に変化。文章のルールに従ってステージ自体が変化するのだ。

『黒くないカギで開かないドアはない』新作パズルアクションゲームがSteamでストアページを公開_004
(画像は黒くないカギで開かないドアはない | フリーゲーム投稿サイト unityroomより)
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(画像は黒くないカギで開かないドアはない | フリーゲーム投稿サイト unityroomより)

ステージごとに出てくる文章・ルールはさまざまで、使用可能な「ない」の数も限られているため、どの文章を否定文/肯定文にするかはしっかり考える必要がある。

なお、今後公開されるSteam版は、すでに公開されているUnityroomのフリー版より7倍のボリュームがあるとのこと。そちらをすでに遊んでいるというプレイヤーも改めて本作を楽しめそうだ。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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