SIEは、アクション・アドベンチャーゲーム『Ghost of Yōtei』(ゴースト・オブ・ヨウテイ)の開発チームが、リサーチのために北海道や日本各地を巡る取材記事をPS Blogにて公開した。
『Ghost of Yōtei』の舞台となった地の文化を学ぶ。
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) June 18, 2025
松前城を始めとする江戸時代の旧跡見学から山菜採りまで、Sucker Punchの開発チームが現地の自然や文化に向き合った取材体験記をお届け!
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『Ghost of Yōtei』(ゴースト・オブ・ヨウテイ)は、前作『ゴースト・オブ・ツシマ』で境井仁が元寇と熾烈な戦いを繰り広げた時代から300年以上後、慶長8年(1603年)が舞台となるオープンワールド時代劇アクションアドベンチャー。
孤独な武芸者・篤(あつ)を主人公に、殺された家族の仇を討つべく、厳しい大自然が広がる蝦夷地を旅する。

今回はPS Blogが更新され、『Ghost of Tsushima』を開発したPlayStation Studiosのひとつ「サッカーパンチ」が、最新作『Ghost of Yōtei』を作るにあたってリサーチのための日本取材が記事になっている。
サッカーパンチは、「北海道を舞台にゲームを制作するにあたり、アイヌ文化に敬意を持って北海道を表現することが不可欠だと認識していました」として、アイヌ文化の専門家からアイヌの伝統的な手工芸の振興・発展に貢献している貝澤雪子さんを紹介してもらったこと。



開発メンバーは貝澤さんの案内で山菜狩りを行い、感銘を受け、その夜には『Ghost of Yōtei』に採集要素を取り入れることを決意したとのこと。
また平取町立二風谷アイヌ文化博物館の展示の説明も受けたとのことで、こうした見学は、ゲーム内で登場する物品と使用方法について理解を深めることができたという。



このほか北海道南西部にある渡島半島を訪れ、『Ghost of Yōtei』の時代に勢力を誇っていた松前藩について知ったほか、本州でも江戸文化について勉強したとのこと。詳しくはPS Blogの記事をチェックしてみてほしい。
オープンワールド時代劇アクションアドベンチャー『Ghost of Yōtei』は、PS5向けに10月2日(木)発売予定だ。