NextPhaseは、「リミナルスペース」から着想を得た不気味な空間を歩くゲーム『LIMINAL SHIFT』を正式に発売開始した。早期アクセス版からの「V1.0」の正式版の発売となる。対象プラットフォームはPC（Steam）。価格は1300円。
『LIMINAL SHIFT』は、最新のUnreal Engine 5テクノロジー（LumenやNaniteなど）を使用して開発されたサスペンス要素のある不気味な空間を歩くゲーム。
ゲームにはモンスターやジャンプスケアはなく、聞く、感じる、そして通過する道を探索して出口を探していく。しかしその探索する空間は、不気味な雰囲気を醸し出すものとなっており、リミナルスペースで迷子になる感覚を引き起こす。
本作はインターネットミームとなっている「リミナルスペース」から着想を受けており、その発端となった黄色い壁紙と蛍光灯の部屋「The Backrooms」に似ている空間も登場する。
今回は今年12月に早期アクセス版としてリリースされた本作が、ついに「V1.0」の正式版となった形だ。
正式版ではオートセーブが廃止され、特定の状況で保存する形へと変更されている。このほか新しいチャプターが追加されており、エピソード1とエピソード2が接続され、ループするようになったとしている。
記事執筆時点では110件を超えるレビューが集まっており「非常に好評」となっている。Unreal Engine 5によるグラフィックや、「リミナルスペース」が歩いている感覚が新鮮という声が挙がっている。一方で歩行速度が遅いと感じている人も多いようだ。
「リミナルスペース」から着想を受けたサスペンス系のウォーキングシミュレーター『LIMINAL SHIFT』は正式版が発売中なので、気になった人はチェックしてみてはいかがだろうか。
