ソニー・ピクチャーズは、アンディ・ウィアー氏のSF小説を原作とする映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を、2026年に全国の映画館で公開すると伝えた。
本発表にあわせて、主演のライアン・ゴズリングさんを映したポスタービジュアルや予告編がお披露目されている。
同名のSF小説を原作とした映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、ライアン・ゴズリングさんの演じる科学教師「ライランド・グレース」が宇宙船のなかで目を覚まし、バラバラになった記憶と知識から絶望的な状況に立ち向かっていく作品だ。
監督は『スパイダーマン:スパイダーバース』で「アカデミー賞 長編アニメ映画賞」を受賞したフィル・ロード氏とクリストファー・ミラー氏が担当。ウィアー氏の別作品『火星の人』を原作とした映画『オデッセイ』で脚本・製作総指揮を務めたドリュー・ゴダード氏が脚色を手がけるという。
発表によると、原作は「ニューヨーク・タイムズ」や「ロサンゼルス・タイムズ」、「ウォールストリート・ジャーナル」などアメリカの⼤⼿紙でベストセラー作品として紹介されたほか、⽇本では権威あるSF小説のアワード「星雲賞」の海外⻑編部⾨を受賞した。
また、ゲームクリエイターの⼩島秀夫氏や放送作家の佐久間宣⾏氏、アーティストの星野源さんら著名⼈も推薦書として名を挙げており、SNS上では“ネタバレに遭う前に読んでほしい”作品として注目を集めているという。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 2026年日本公開決定!予告編&ポスター全世界一斉解禁!
地球<80 億人>滅亡。解決策は、たったひとりの──〈中学校の先生〉だった。
『スパイダーマン:スパイダーバース』クリエイター×ライアン・ゴズリング
世界中が熱狂した“何も言えない”ベストセラー小説をアカデミー賞®受賞の最強布陣で映画化
世界中を熱狂させた“何も⾔えない”世界的ベストセラーが、映画化──。
映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』<邦題決定>が、ソニー・ピクチャーズ配給により 2026 年に全国の映画館での公開が決定︕この度、その予告編とポスターが解禁された。
原作は、『⽕星の⼈』が映画『オデッセイ』として映画化されたアンディ・ウィアーの同名⼩説。2021 年 5 ⽉の刊⾏直後に、ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リスト 1 位を獲得。ロサンゼルス・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルと名だたる⼤⼿媒体でもベストセラー・リスト⼊り常連となり、わずか半年でミリオンセラーを達成。マイクロソフト創始者のビル・ゲイツが選ぶ「2021 年に読んでおくべき 5 冊の課題図書」や、バラク・オバマ元⼤統領の「2021 年のお気に⼊りの本」にも選出されたほか、科学専⾨家も“号泣必⾄”と熱烈に推奨するなど、⾮常に⾼い評価を受けている。
⽇本では 2021 年 12 ⽉に早川書房から刊⾏されると、⽇本国内でも優秀な SF 作品および SF 活動に贈られる第 53 回星雲賞<海外⻑編部⾨>を受賞、さらに⼩島秀夫、佐久間宣⾏、星野源をはじめとする著名⼈がこぞって推薦したことで、SNS でも「ネタバレに遭う前に読んでほしい︕」という叫びにも似た⼝コミが広がり、“何も⾔えない”ネタバレ厳禁の作品として注⽬された。
今回、6 ⽉ 27 ⽇(⾦)22:00 に X で 30 ⽇(⽉)の予告編解禁が告知されると、少しでも映像で⾒る前に原作を読んで欲しいという既読勢のレコメンドの⼤合唱が巻き起こった。結果、駆け込みで読破する⼈が急増しており、電⼦書籍版の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の上下巻は、Kindle 売れ筋ランキング(英⽶⽂学)で 1 位と 2 位を獲得するほどの⼈気となっている。
■映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』公式 X に寄せられた<原作既読勢>の声
https://x.com/ProjectHM_movie/status/1938583396680392770/quotes
ライアン・ゴズリングが映画化を熱望!アカデミー賞®受賞歴のあるハリウッドの最強布陣が集結!!
実は、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の映画化を最も強く推し進めた⼈物は、本作で主⼈公を演じる俳優ライアン・ゴズリング本⼈だった。ゴズリングは刊⾏前の原稿を⼿にしてすぐに作品に夢中になり、読み終える前から「この壮⼤な物語を映画にするには、“彼ら”しか考えられない」と確信し、⾃ら『スパイダーマン︓スパイダーバース』でアカデミー賞®⻑編アニメーション賞を受賞した 2 ⼈組クリエイターのフィル・ロード&クリストファー・ミラーの監督起⽤をスタジオに働きかけた。その情熱的な⾏動が実を結び、ロード&ミラーが正式に監督として参加。⾃らもプロデューサーとして参画し、さらに『スパイダーマン』シリーズ成功の⽴役者であるプロデューサーのエイミー・パスカルも加わった。脚⾊はアンディ・ウィアーの『⽕星の⼈』を映画化した『オデッセイ』を⼿がけ、アカデミー賞®脚⾊賞にノミネートされたドリュー・ゴダート。ゴズリングの情熱と⾏動⼒が、この映画化プロジェクトに最⾼のクリエイターチームを集結させたのは間違いない︕
全世界解禁予告編&ポスターで描かれるのは…
予告は、中学校で科学教師として働く主⼈公ライランド・グレース(ゴズリング)が宇宙船の中で昏睡状態から⽬覚めるところから始まる。なぜ宇宙⾶⾏⼠ではない、いち教師が宇宙にいるのか…。グレースが記憶を辿っていくなかで、⾃⾝が“ヘイル・メアリー計画”に参画していることを思い出す。それは、太陽系の破滅的な危機によって滅亡に瀕した地球と⼈類を、グレースが解決するという“イチかバチか”のプロジェクトだった︕
宇宙でひとり、ミッションを続けるグレースだったが、危機に挑んでいたのは、彼ひとりではなかった──
ポスターには、宇宙船ヘイル・メアリー号の窓から宇宙にただよう“何か”を⾒つめるライアン・ゴズリング演じる中学校の科学教師ライランド・グレースの姿が捉えられている。
■予告映像
YouTube リンク︓ https://www.youtube.com/watch?v=skrl5yRfnb0
■クレジット表記
・邦題︓『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
・原題︓PROJECT HAIL MARY
・⽇本公開表記︓2026年全国の映画館で公開
・US公開︓2026年3⽉20⽇
・監督︓フィル・ロード & クリストファー・ミラー
・脚⾊︓ドリュー・ゴダード
・原作︓アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」(早川書房刊)
・出演︓ライアン・ゴズリング(『ラ・ラ・ランド』『ブレードランナー2049』『バービー』)、サンドラ・ヒュラー(『落下の解剖学』)
■オフィシャルサイト&SNS
・公式サイト︓https://ProjectHM.movie
・作品公式X︓https://X.com/ProjectHM_movie
・ハッシュタグ︓#映画プロジェクトヘイルメアリー
※原作との話題の差別化、ネタバレ回避⽤に、SNS投稿の際にご使⽤ください。
・ソニー・ピクチャーズ公式Instagram︓https://www.instagram.com/sonypicseiga/
・ソニー・ピクチャーズ公式TikTok︓https://www.tiktok.com/@sonypicseiga
2026 年全国の映画館にて公開
【更新 2025/6/30 22:10】配信されたプレスリリースの情報にともない、リリース引用と本文の追記・変更を行いました。