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シャープが“バーチャル空間のモノ”に触れられる「VR触覚コントローラー」を発表。実証実験中の製品として細かな手ざわりの違いも表現、オリジナルの触覚データを作ってVRワールドに実装することも可能

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電気機器メーカーのシャープは、バーチャル空間で“触れる感覚”を得られるようになる「VR触覚コントローラー」を発表した。

両手セット・送料別で暫定価格は税込10万円。実証実験中の製品として開発されており、事前登録の募集は執筆時点ですでに終了している。

シャープが“バーチャル空間のモノ”に触れられる「VR触覚コントローラー」を発表_001
(画像は新感覚のVR触覚コントローラー事前登録受付中より)

本製品は、指先に触覚フィードバック用の素子を搭載したVR用コントローラー。振動子上の電極を分割し、多彩な振動パターンを生み出すことで、細かな手ざわりの違いを指の皮膚表面上に伝えられるという。

また、本製品を用いてオリジナルの触覚データも作成でき、一般的なゲームエンジンを経由してVRワールドに実装することも可能。移動・ジャンプなどの操作を行えるスティック・ボタンも搭載されているほか、キーボード操作や水分補給のための着脱もスムーズに行える設計となっているようだ。

シャープが“バーチャル空間のモノ”に触れられる「VR触覚コントローラー」を発表_002
(画像は新感覚のVR触覚コントローラー事前登録受付中より)

シャープは2023年にもメガネ不要、PC+スマホミラーリング両対応で利用できる「SHARP VR Glass」を発表しており、同年12月の「バーチャルマーケット2023 Winter」にて実寸大の3Dモデルを展示していた。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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