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2025年7月25日は「プリクラ」誕生30周年。各企業の知見を結集させた資料『プリの歴史30年』が公開。すべての歴史はゲーム会社のアトラスから始まった

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フリュー株式会社は2025年7月25日、プリントシール機(以下、プリクラ)が誕生30周年を迎えたことを記念し、プリントシール機の魅力を届けるさまざまな企画を展開すると発表した。

30周年記念プロジェクトのスタートとして、フリューと株式会社セガ フェイブがプリントシール機30年の歴史をまとめた資料『プリの歴史30年』を公開。資料作成には、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、辰巳電子工業株式会社、加賀デバイス株式会社、TOMOエンターテインメント株式会社の協力も得ているという。

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「プリクラ」のすべての始まりは、ゲーム会社のアトラスが1995年7月25日に発売したプリントシール機『プリント倶楽部』だ。アトラスはセガの傘下に入ったため、一連のワードはセガの登録商標になっているものの、他社製品も「プリクラ」とまとめて呼ばれるほどの一大ブームを起こした。

プリントシール機の変化・進化はティーントレンドとの関わり合いが深く、本資料は時代に合わせた機種の特徴を「ガン黒ギャル出現」など当時の流行とともに紐解いている。

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時代とともに多種多様な進化と変化を遂げ、令和の時代も“身近なエンタメ空間”として、若者の青春の瞬間を作り続けている「プリクラ」。

30周年記念プロジェクトはまだ始まったばかりのため、今後どのような展開が行われるか楽しみにしつつ続報を待とう。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


2025年7月で“プリクラ®”は誕生30周年!プリで青春を過ごしたみなさんへ感謝の気持ちを込めてお届けする30周年記念プロジェクトがスタートします!

平成から令和まで、ティーントレンドと共に歩む「プリの歴史30年」を本日7月25日公開/30年愛される秘訣は、時代に合わせた変化と“自己肯定感・自己表現欲・繋がりたい欲”を満たす仕掛け

1995年7月25日に発売された「プリント倶楽部®」(セガ/アトラス)から始まったプリントシール機は、今年で誕生30周年を迎えます。

フリュー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:榎本雅仁、以下フリュー)では、この30周年を記念して、プリントシール機の魅力をお届けする様々な企画を展開することを決定いたしました。時代と共に様々な進化と変化を遂げ、若者の青春の瞬間を作り続けてきたプリントシール機。令和の時代も“身近なエンタメ空間”として、みなさまの青春に寄り添い続けてまいります。青春に寄り添ってきた様々な企業様の協力を得ながら、みなさまに感謝の気持ちを込めてお届けする企画を楽しみにお待ち下さい。

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まずは、その30周年記念プロジェクトのスタートとして、フリューと株式会社セガフェイブ(本社:東京都品川区、代表取締役社長執行役員:杉野行雄、以下セガフェイブ)は、プリントシール機30年の歴史をまとめました。資料「プリの歴史30年」では、プリントシール機の移り変わりやティーントレンドとの関わり合いを文章と写真で紹介しています。

なお、本資料のまとめにはフリューがこれまでのプリントシール機の企画・開発で培った知見やデータを中心に作成。さらに、セガフェイブ、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、辰巳電子工業株式会社、加賀デバイス株式会社、TOMOエンターテインメント株式会社の協力を得ております。

<プリントシール機文化の発展のキッカケ>

プリントシール機第1号機は、1995年7月25日に発売された「プリント倶楽部®」(セガ/アトラス)。本機は“プリクラ®”の愛称で親しまれ、1997年6月末時点で累計出荷台数が約22,000台に上るなど大ヒットを記録しました。プリクラ®をはじめとするプリントシール機は撮影した写真がその場で印刷できる楽しさで人気を博し、一大ブームを巻き起こしました。

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時代と共に進化をし続けるプリントシール機文化

フリューがプリントシール機事業に参入にした1998年には“全身プリ”が女子高校生を中心に大流行。1999年には美白ブームに乗じたプリントシール機が“盛れる”と話題になりヒットしました。この頃からプリントシール機は“可愛く・楽しく思い出を残せるもの”として、女の子たちのトレンドと共に様々な変化を遂げていくことになります。加えて、手帳やノートにシールを貼る“プリ帳”作り、プリントシール交換などの遊び方も定着し、女子高校生のマストコミュニケーションアイテムとしてその存在を確立しました。

以降、プリントシール機はティーントレンドと共にその写りや機能を進化させ続け、平成のギャルブームの代名詞ともいえる「花鳥風月」(ナムコ現:バンダイナムコエンターテインメント)、プリ=盛れる写りを決定づけた「美人-プレミアム-」(フリュー)、デカ目ブームから一転ナチュラルな写りを提案した「LADY BY TOKYO」(フリュー)など様々な機種が登場。カメラアプリや写真の後加工が普及すると、顔などのパーツを自分好みに細部まで調整できるレタッチ機能が発達した「ハルイロセカイ」(フリュー)等が人気を得ました。

近年では、“顔が盛れる”だけにとどまらない体験価値の提供を重視した機種が再び主流に。2025年・令和の今日に至っても、時代と共に写りや遊び方に変化はあるものの、その用途は変わりません。

<なぜプリントシール機が30年間愛され続けているのか>

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プリが愛されつづける3つの理由

フリューでは、プリントシール機が30年もの間愛されている理由を、“若年層の欲求を時代に合わせた変化で叶え続けてきたから”だと考えています。若年層の持つ“自己肯定感・自己表現欲・繋がりたい欲”を様々な形で満たせるのが、プリントシール機です。

盛れた!と感じられる写りや仕上がり、ペンやスタンプなどでの落書きとポーズやコーディネートで表す自分らしさ、一緒に過ごす撮影時間やシール・画像の共有で生まれる“ウチら感”――。プリントシール機が愛される要素は不変ですが、その表現は時代によって変化しています。時代それぞれのトレンドに合わせた変化と進化をし続けることで、“身近なエンタメ空間”として新しい提案を続けて参ります。

<資料「プリの歴史30年」の公開>

本資料では、1995年の「プリント倶楽部®」(セガ/アトラス)誕生から2025年まで、プリントシール機の30年にわたる変化と進化の歴史を、プリントシール機の企画開発で得た知見を交えて紹介しています。特にプリントシール機の変化・進化はティーントレンドとの関わり合いが深く、時代に合わせた機種の特徴を紐解いた内容は必見。さらに、技術的な進化やプリントシール機文化の転機などもご覧いただけます。

[URL] https://www.puri.furyu.jp/pribirth_30anniv/
[制作協力会社]
株式会社セガフェイブ、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、辰巳電子工業株式会社、加賀デバイス株式会社、TOMOエンターテインメント株式会社

■1995年~

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「プリの歴史30年」(フリュー)

■2003年~

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「プリの歴史30年」(フリュー)

■2011年~

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「プリの歴史30年」(フリュー)

■2021年~

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「プリの歴史30年」(フリュー)

※本リリースに記載の内容は予告なく変更・中止となる場合がございます。
※美人、LADY BY TOKYO、ハルイロセカイ他は、フリュー株式会社の商標、または登録商標です。
※「プリント倶楽部®」および「プリクラ®」は、株式会社セガの登録商標です。
※その他会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

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