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約7年かけて完成した海賊ゲーム『Captain Bones: 海賊の冒険』正式リリース。開発元がレビューにこまめに返信し、アプデを重ね「非常に好評」へ。骨になる呪いにかかった海賊が、仲間を集めながら大海原を探検するシングルプレイ用アクションゲーム

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7月29日、“海賊”をテーマにしたシングルプレイ用のアクションアドベンチャーゲーム『Captain Bones: 海賊の冒険(以下、キャプテンボーンズ)』PC(Steam)に向けて正式リリースされた。価格は、2050円(税込)となっている。

本作は、夜になると骸骨になってしまう呪いにかかった主人公が、呪いから解放されるために大海原を冒険するアクションゲームだ。プレイヤーは見た目をカスタマイズ可能な主人公を操作し、さまざまなサバイバルスキルを用いて船の乗組員と共に島の宝を探す。

本作には、海賊として島や海を探索し、時に船で海戦を繰り広げる戦闘システムが実装されており、素材を収集してイカダを作るクラフト要素をはじめ、焚き火をして調理して空腹度を満たし、水分を摂取するようなサバイバル要素が収録されている。

主人公である「キャプテンボーンズ」はおたずね者であり、時に海軍が襲撃してくるため、素材を採取して船や武器を作り出す必要がある。また、先述したように主人公は呪いによって夜になると骨状態となり、水を泳げない、問答無用で攻撃されるなど、さまざまなデメリットが生じてしまう。

プレイヤーは船長として、人間状態の時に島の人々と良好な関係性を築き、船と乗組員を確保するために必要な資金を稼ぎ、船長として大海原に繰り出せる。

この度配信された正式版では、主人公キャプテンボーンズの物語が最初から最後までプレイ可能となり、6人の乗組員を乗せることができる新たな艦船が登場。また、危険に満ちたダンジョンエリアが解放される。

今後は、強化されたメカニクス、アップデートとサプライズ的な追加要素を用意されているようだ。

なお、World of Polyの手がけた本作は約7年の開発期間を経て正式リリースへと至ったタイトルだ。開発元はSteamストアページにて、ユーザーに「テストし、待ち、サポートし、批判し、励まし、そして信じてくれた一人一人の皆さんへ:、皆さんは自分が思っている以上にこのチームの一員でした」と感謝のコメントを寄せている。

ユーザーから海洋冒険アドベンチャーゲームとして高く評価されている本作だが、その要因のひとつとして開発元がSteamストアページのユーザーレビューにこまめに返事し、アップデートを重ねている点が挙げられる。

ユーザーからは、シングルプレイヤー体験を重視している点や、海賊としての探索・略奪要素、簡単ながら幅広いクラフト要素など、多くの点が評価されている。

約7年で完成した海賊ゲーム『Captain Bones: 海賊の冒険』正式リリース。開発がレビューに返信・アプデして非常に好評に_007
(画像は『Captain Bones: 海賊の冒険』のSteamストアページより)

『キャプテンボーンズ』はPC(Steam)に向けて発売中だ。余談だが、本作の開発元は牧場運営とカフェ経営シミュレーションゲームである新作『Harvest Cafe』を開発中。体験版が配信中だ。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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