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『ポケモンSV』ランクバトルで“幻のポケモン”使用解禁へ。トップクラスの能力値&型の多さを持つ万物の創造主・アルセウスもついに降臨

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株式会社ポケモンは8月1日、ポケットモンスターシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下、ポケモンSV)におけるネット対戦モード「ランクバトル」の新レギュレーションを発表した。

2025年9月1日~2026年1月5日8:59の期間中に使用される「レギュレーションJ」では、ゲーム中に登場するポケモン全種が使用可能になる。前のレギュレーションまで一律で使用が制限されていた「幻のポケモン」もついに解禁された。今回の新レギュレーションで新たに使用できるポケモンは以下の通り。

●ミュウ
●ジラーチ
●デオキシス(ノーマル/アタック/ディフェンス/スピードフォルム)
●フィオネ
●マナフィ
●ダークライ
●シェイミ(ランド/スカイフォルム)
●アルセウス
●ケルディオ(いつもの/かくごのすがた)
●メロエッタ
●ディアンシー
●フーパ(いましめられし/ときはなたれしフーパ)
●ボルケニオン
●マギアナ
●ザルード
●モモワロウ

これまでの『ポケットモンスター』シリーズでは、特殊ルールを除くレーティング制バトルや「ランクバトル」で幻のポケモンが解禁されること自体が非常に珍しい。

『剣盾』でも幻のポケモンが使用できるようになったことはある。一方でデオキシス、フィオネ、マナフィ、ダークライ、シェイミ、アルセウス、メロエッタ、ディアンシー、フーパ、と多くのポケモンは『剣盾』にそもそも登場していなかったため、今作で発見された幻のポケモン・モモワロウも含めて、これらのポケモンは初参戦となる。

対戦を嗜むプレイヤーから特に注目されているのが、そうぞうポケモン・アルセウスだ。ニンテンドーDSでシリーズが展開されていた2009年に初登場したアルセウスは、宇宙を作った万物の創造主として神話で語られている幻のポケモン。

ゲームにおいては、その設定を体現したかのような能力を持ち、メガシンカといったポケモンの特殊形態を除けば全ポケモンでトップの合計能力値を誇る。

発動に特定の道具を持たせる必要があるという無視できないデメリットは存在するものの、専用とくせい「マルチタイプ」により、自身のタイプを自由に変えられるほか、覚える技もトップクラスに幅広い。

それほどに強力&壮大な存在であるため、ゲーム中では物語に深くは関わってこない幻のポケモンの中でも、ゲームタイトルに名前が唯一使われるなど特別な扱いを受けている。

そんなポケモンが恒常ルールであるランクバトルにいよいよ“降臨”するため、アルセウスが対戦環境に与える影響がSNS上でも話題のようだ。アルセウスはマルチタイプによるタイプ変更が有名だが、今作は対戦における選出画面でどのタイプになっているかアイコンから判別ができるため、対策を行うための材料自体は増えていると考えられる。

とはいえ、小さいアイコンでは色の判別が付かない場合があるという声も上がっているようだ。また、今作はポケモンのタイプを戦闘中に変えることができる新システム「テラスタル」が存在し、元から型が多いアルセウスがタイプをさらに変えるといった芸当もできてしまう。

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(画像は「ポケモンSV」 ゲーム内ニュースより)

アルセウスは本作の対戦環境を象徴する「ノーマルテラスのカイリュー」のように、強力な先制技「しんそく」を押し付けてくる可能性もあるため、さまざまな意味で読めないポケモンだ。

とはいえ、今回のレギュレーションは普段ランクバトルといった対戦で日の目を見ない幻のポケモンが活躍できる貴重な機会。幻のポケモンに「マスターランクリボン」を付けることができるチャンスでもあるため、興味のあるポケモントレーナーはランクバトルに身を投じよう。

なお、アルセウスに限らず「幻のポケモン」は入手手段が限られている種が多い。特定ソフトの購入や、他のポケモントレーナーとの交換、位置情報ゲームとして有名な『Pokémon GO』などを駆使して入手したい。

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

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