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ゲームが進むにつれて日本語の表記に変化する日本語学習RPG『Wagotabi(和語旅): A Japanese Journey』のSteam版が8月13日に発売決定。日本語を勉強したい外国人に向けて楽しく学べる言語学習用RPG

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Wagotabiは、日本語学習RPG『Wagotabi(和語旅): A Japanese Journey』のSteam版を8月13日に発売すると発表した。iOS、Androidで展開していた同作のPC(Steam)版となる。

本作はおもに日本語を勉強したい外国人に向けて、日本語がゼロからでも楽しく学べる言語学習用のRPG。

本作の舞台は日本。まずは主人公の外見をカスタマイズし、香川県を訪れ、実際の地理や歴史、地元の文化に基づいた場所を探検していく。最初はプレイヤーが設定する母国語(英語、フランス語、中国語など)で展開されるが、ゲームが進むにつれて、日本語の表記に変わっていく。

最初は、覚えるべき最初の「ひらがな」に基づいて、わずかな単語だけを学んでいく。

一方、日本語学習者にとって課題である「漢字」は、似た漢字を比較したり、必要な時にだけ読み方を調べたり、ミニゲームをプレイすることで学習が可能だ。

日本語で展開するボス戦やミニゲームをクリアして、冒険を進めていこう。

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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)

本作は、テストプレイヤーの反応を観察し、学習者が取り残されることがないよう、離脱率を許容できるレベルまで下げることができたとのこと。

日本語は音声で再生されるほか、字を書くミニゲームもあり、自然に日本語が覚えられる設計になっているという。

気になった単語を確認する「辞書」や、収集要素のある「漢字辞典」、さらに内蔵のSRS (Spaced Repetition System) により、覚えるのが難しい単語に集中できる「スマートテスト」も可能だ。

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(画像はSteamより)
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(画像はSteamより)

なお実装されているのは「香川県」と「岡山県」だが、最終的には5つの県が予定されているという。

母国語は、英語、フランス語、中国語(簡体字、繁体字)、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語(ラテンアメリカ)、韓国語、インドネシア語、ロシア語に対応している。

日本語を楽しく学べる言語学習用のRPG『Wagotabi(和語旅): A Japanese Journey』のSteam版は、8月13日に発売予定。iOS、Android版は配信中だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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