Wagotabiは、日本語学習RPG『Wagotabi(和語旅): A Japanese Journey』のSteam版を8月13日に発売すると発表した。iOS、Androidで展開していた同作のPC(Steam)版となる。
本作はおもに日本語を勉強したい外国人に向けて、日本語がゼロからでも楽しく学べる言語学習用のRPG。
🤩 New Wagotabi Trailer Out Now!
— Wagotabi (@wagotabi) August 6, 2025
🎮 Get ready for our Steam launch on August 13!
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本作の舞台は日本。まずは主人公の外見をカスタマイズし、香川県を訪れ、実際の地理や歴史、地元の文化に基づいた場所を探検していく。最初はプレイヤーが設定する母国語(英語、フランス語、中国語など)で展開されるが、ゲームが進むにつれて、日本語の表記に変わっていく。
最初は、覚えるべき最初の「ひらがな」に基づいて、わずかな単語だけを学んでいく。
一方、日本語学習者にとって課題である「漢字」は、似た漢字を比較したり、必要な時にだけ読み方を調べたり、ミニゲームをプレイすることで学習が可能だ。
日本語で展開するボス戦やミニゲームをクリアして、冒険を進めていこう。




本作は、テストプレイヤーの反応を観察し、学習者が取り残されることがないよう、離脱率を許容できるレベルまで下げることができたとのこと。
日本語は音声で再生されるほか、字を書くミニゲームもあり、自然に日本語が覚えられる設計になっているという。
気になった単語を確認する「辞書」や、収集要素のある「漢字辞典」、さらに内蔵のSRS (Spaced Repetition System) により、覚えるのが難しい単語に集中できる「スマートテスト」も可能だ。


なお実装されているのは「香川県」と「岡山県」だが、最終的には5つの県が予定されているという。
母国語は、英語、フランス語、中国語(簡体字、繁体字)、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語(ラテンアメリカ)、韓国語、インドネシア語、ロシア語に対応している。
日本語を楽しく学べる言語学習用のRPG『Wagotabi(和語旅): A Japanese Journey』のSteam版は、8月13日に発売予定。iOS、Android版は配信中だ。