日清食品は9月12日、カップヌードルから派生した新商品「魔改造カップヌードル」とTVアニメ『チャージマン研!』(以下、チャー研)のコラボCMを公開した。
9月9日に公開した『魔改造チャージマン研!第35話「頭の中にニンニクとニラ」』に続き、2本目のコラボ映像だ。
ジュラルの魔王もご満悦であろう“実験大成功”な1本目の反響も含めて、もはや「KV(カプヌビクトリー)」としか言いようがない映像となっている。なお、カップヌードルは「K」ではなく「C」なのだが、お許しください。
諸君、魔改造カプヌセットを発売すりゅ!#魔改造カプヌ #チャージマン研https://t.co/GW06CaQJb7 pic.twitter.com/LPDwGiHmuP
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) September 12, 2025
『チャー研』は1974年に全65話が放映されたショートアニメ。100年後の未来と日常を舞台にしており、主人公・泉研が「チャージマン」に変身(※作中では“変装”と表現)することで地球侵略を企むジュラル星人の陰謀に立ち向かう。
株式会社ナック(現ICHI)が製作を行った「ナックアニメ」の1つであり、現代基準では突飛で奇抜な展開、低予算が故の独特な描写の数々がネットで話題となった。去年の2024年に放送50周年を迎えており、今現在も低予算アニメの金字塔として注目を集め続けている。
今回のコラボCMは「魔改造カップヌードル食べ比べセット」の発売を告知する内容。主人公・泉研のおなじみの変身シーンに禁断の“ちょい足しアレンジ”を施したような映像となっている。
「K」「V」の文字が繰り返しで表示される原典のシーンは、妙に再現度の高い「魔」「改」「造」の文字に置き換わっている。

さらに「日清 魔改造」の紙が謎の手(実写)とともに映し出される謎のカットもサブリミナル的に挟まれているようだ。
これは原典の第31話「危機!爆破一秒前」における、スタッフの手が一瞬だけ映り込んでしまうシーンの再現と思われる。
- 日清版(魔改造後)
- 原典版(魔改造前)
1974年に放送された『チャー研』で、このようなカットが挟まってしまった背景は不明瞭であるものの、アニメ制作時にセル画やフィルムを直接編集していたであろう当時の歴史と“食べ比べたくなる”細かい演出だ。
日清食品グループ オンラインストアによると「魔改造カップヌードル食べ比べセット」は16食入。26%オフの税込3000円で、1500セット限定となっている。
