スクウェア・エニックスは、バラエティ×ゲーム番組「狩野英孝のクリティカノヒット 東京ゲームショウ2025特別編」にて、10月30日に発売を予定しているHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』のプレイ動画を公開した。
HD-2D版『ドラゴンクエストI』を冒頭から狩野英孝さんによるプレイするものとなっている。
「狩野英孝のクリティカノヒット」は、タレントの狩野英孝さんが、アルコ&ピース酒井健太さんや放送作家の岐部昌幸さんとともにゲームを楽しく紹介&プレイするバラエティ × ゲーム番組。
今回は10月30日に発売を予定しているRPG『ドラゴンクエストI&II』のうち、『ドラゴンクエストI』を狩野英孝さんがプレイ。初公開となる映像も公開されている。『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親である堀井雄二氏を特別ゲストとして参加している。


ゲームスタートすると、オリジナル版ではラダトームの城の玉座の間からはじまっていたが、今回は謎の声とともに、勇者が森のなかからスタート。そこへ悲鳴が起こり、駆けつけてみると、多数の魔物に囲まれた3人の兵士たちの姿が。
この3人のキャラクターは「ローラ姫の側近」、「近衛兵」、「老隊長」という新キャラクターで、勇者が加勢することでピンチを脱出。ラダトームの城まで案内する流れに。



ここからオリジナル版と同様にラダトームの城が登場。HD-2Dのグラフィックに刷新されたラダトームの町や城が垣間見えるものとなっている。
なお王様からの報酬は、宝箱ではなく手渡しに変更となっている。城内にいる回復してくれる「宿屋いらず」の老人も健在で、町の人たちもオリジナル版を踏襲してリメイクされている。


ラダトームを探索したあと、狩野英孝さんは王様のアドバイスに従い、「ロトの洞窟」へ向かう。なおHD-2D版『ドラゴンクエストIII』と同様に、レベルアップするとHP・MPが回復する仕様となっているようだ。

オリジナル版では「たいまつ」が必要だったが、本作では自動的に勇者が掲げるものとなっており、道具としてのたいまつが必要がないようだ。ロトの洞窟を進むと、勇者とは別に冒険している「かけだし冒険者」のパーティーに遭遇。今後、彼らとは再び再会しそうで、どのような展開が待っているのか気になるところだ。


また宝箱からは「小さなメダル」のほか、「巻物」という新アイテムが登場。入手した「巻物」を主人公に使うことによって、呪文や特技を覚えることができる。
オリジナル版では橋を超えると、敵が強くなったが、本作では橋に入るとマップとしてイベントシーンが開始。ローラ姫の捜索隊の兵士と遭遇し、事切れてしまった。オープニングにも登場したラダトームの兵士たちが再会する。



このあと、橋で出会ったローラ姫の捜索隊のことを王様に報告すると、回想シーンに突入。ローラ姫がどのように竜王に連れ去られてしまったかが描かれた。
今回のリメイク版は、さまざまなシーンでドラマが豊富となっていることが確認できた。

番組ではこのあとカンダタの子孫と勇者がバトル。因縁の相手でもあるカンダタに、狩野英孝さんどのように立ち向かったのかは、番組を確認してみてほしい。
グラフィックやシステムの刷新だけでなく、さまざまなドラマが描かれる新要素が明らかになった今回の配信番組。HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』は10月30日に発売予定だ。