2025年10月10日をもって「昭和100年10月10日」を迎えることがX上で話題となっている。
昭和は1926年(昭和元年)12月25日に始まった元号だが、1989年(昭和64年)1月7日まで続き、翌1月8日午前0時をもって平成に改元された。
つまり2025年(令和7年)は当然ながら昭和ではないものの、昭和元年(1926年)から数えれば「昭和100年」となる。
「昭和100年」関連施策で活用するロゴデザインを決定するにあたり、その参考とさせていただくため、本日よりロゴデザインの一般投票を実施します。
— 内閣官房 (@Naikakukanbo) May 30, 2025
▼投票はこちらからhttps://t.co/5sB6f8kYGp
なお、内閣官房も「昭和100年」を記念して、政府で関連施策を推進するポータルサイトを開設している。ただし、2025年ではなく2026年に昭和元年(1926年)から起算して満100年を迎えるとしており、ロゴも「1926-2026」と表記されているようだ。
一方で2025年を記念すべき「昭和100年」として扱う企業やエンタメ作品も、今年は特に多かったのが記憶に新しい。
■ 映画情報 ■
— 映画『大長編 タローマン 万博大爆発』公式 (@eiga_taroman) June 20, 2025
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本予告 解禁!
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ようこそ!
昭和100年の世界へ‼︎
映画『大長編 タローマン 万博大爆発』
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2025年8月22日(金) 全国公開
🔽公式HPhttps://t.co/LkdwUOx03J#映画タローマン pic.twitter.com/04u12993AU
8月22日に公開された映画『大長編 タローマン 万博大爆発』は、まさに「昭和100年」の象徴的なエンタメ作品だ。
「大阪・関西万博(EXPO2025)」が開催中の2025年というタイミングで公開された本作は、舞台も1970年代頃に想像されていた未来像としての「昭和100年」。平成も令和も存在しない。
タイトルや太陽の塔といったモチーフからわかる通り、1970年に大阪で実際に開催された「日本万国博覧会(EXPO’70)」との繋がりが強い物語も展開される。
栄光の七人ライダーがライドウォッチに!
— 仮面ライダーおもちゃウェブ公式 (@bandai_ridertoy) September 19, 2025
「DX未商品化アイテム商品化プロジェクト」満を持して復活!
「DX昭和ライダーライドウォッチセット」登場!
ボタンを押すと固有音声が発動!
もちろん別売りのDXジクウドライバーとも連動して
固有の液晶表示が!
👇詳細は画像をタップ
#仮面ライダー
何かと元号を私物化することで有名な「仮面ライダーシリーズ」でも、昭和100年を意識したかのような玩具「DX昭和ライダーライドウォッチセット」が登場。2025年10月29日まで予約受付を行っている。
元々は平成ライダー第20作記念で放送された『仮面ライダージオウ』、そのファイナルステージ(外伝ストーリー)限定で登場したアイテム。栄光の七人ライダー(昭和ライダー)の力が込められている。
平成ライダー作品に登場する昭和ライダーモチーフのアイテムを令和に発売するという流れで非常にややこしいが、同シリーズではよくあることだ。
このファイナルステージでは2018年(平成30年)を「昭和93年」と称して平成も令和も否定しようとする敵が登場したため、歴戦のライダーファンも苦笑を隠せなかった。なぜ特撮作品が平成や令和をなかったことにしたがるのかは筆者もわからない。
【🚬】昭和100年(2025年)を記念した『昭和たばこ図鑑』9月29日に発売決定。デザイン性の高いパッケージ約300点を収録https://t.co/UnFI8VkJFE
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) September 26, 2025
後に王者「ハイライト」の牙城を崩す「セブンスター」のほか、「ゴールデンバット」など戦前のパッケージも。商業美術史やデザイン史を“たばこ”で紐解く pic.twitter.com/6dnoQ0XXDu
「昭和100年10月10日」は数字のキリが良いだけで、何か特別な意味がある日というわけではないが、知らずに過ごせば損した気分にはなりそうだ。
また、細かい時刻も含めるのであれば「昭和100年10月10日10時10分」も存在する。ある意味では人生で1回しか訪れない瞬間であるため、謎の特別感やノスタルジーとともに楽しんでみてはいかがだろうか。