任天堂株式会社は10月15日、海外のハッカー集団が任天堂にサイバー攻撃を仕掛け、社内データを入手したとする情報について「個人情報の流出は確認できず、開発やビジネス情報の漏洩もない」と、産経新聞の取材に対して明らかにした。
サイバーセキュリティ情報を専門とする海外アカウントによると、ハッカー集団は任天堂の内部システムに不正アクセス。声明とともに証拠となるスクリーンショットを公開していたが、真偽については曖昧な状態が続いていた。
任天堂によると、一部の社外サーバーが書き換えられたが、顧客への被害や社内への侵入の形跡はないとしており、漏洩に関してはハッカー集団の声明を否定した形となる。