10月23日、2026年に放送予定のTVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』をカンテレ・フジテレビ系全国ネット火曜23時「火アニバル!!」枠にて放送することを発表した。
本作は士郎正宗氏による原作マンガや、押井守監督による1995年公開の映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などで知られる「攻殻機動隊」シリーズの最新作となるテレビアニメだ。
本作はTVアニメ『ダンダダン』 の副監督で知られるモコちゃんを監督に、『Self-Reference ENGINE』などを手がけるSF小説家・円城塔氏がシリーズ構成・脚本を手掛ける。制作会社は映画『犬王』 、TVアニメ『ダンダダン』などで知られるサイエンスSARUが担当する。
今回の発表では2026年1月から新設されるアニメ枠「火アニバル!!」の最新情報を伝える配信番組「“火アニバル!!” 作品ラインナップ発表会見」にて、『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』が同アニメ枠の11時から放送されることが明かされた。
なお、これまでの発表情報ではキービジュアルなども公開されている。詳細は以下の記事を参照して欲しい。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
サイバーパンクSFの金字塔|新作TVアニメーション『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』カンテレ・フジテレビ系全国ネット火曜よる 11 時“火アニバル!!”枠にて放送決定!!2026年放送|アニメーション制作:サイエンスSARU
1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」(講談社)にて士郎正宗が原作コミックを発表して以来、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた「攻殻機動隊」シリーズ。
このたび、2026年放送予定のTVアニメ最新作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』が、カンテレ・フジテレビ系全国ネット火曜よる 11 時“火アニバル!!”枠にて放送されることが決定しました。
本情報は本日実施されました新アニメ枠 “火アニバル!!” 作品ラインナップ発表会見にて発表されました。
“火アニバル!!”は2026年1月より、カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて火曜よる11時から新設されるアニメ枠のタイトル。火アニ…火曜アニメ、バル…洋風居酒屋、カーニバル…お祭り、というイメージから「みんなが夜のテレビの前に集まる時間にしたい」「世界を魅了するようなアニメをこの枠から発信する」という思いを込めたネーミングになっています。枠タイトルの最後の「!!」は、放送時間である“11時”を表現しています。
TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は、監督にTVアニメ『ダンダダン』副監督などサイエンスSARUによる数多くの作品での活躍が目覚ましく、本作が初監督となるモコちゃん。シリーズ構成・脚本に『Self-Reference ENGINE』などを手がけるSF小説家であり、TVアニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』シリーズ構成・脚本なども手がけた円城塔。キャラクターデザイン・総作画監督にNetflixシリーズ『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』、TVアニメ『スプリガン』などでキャラクターデザインなどを手がける半田修平が参加。アニメーション制作はゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた映画『犬王』や、上海国際映画祭 金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した映画『きみの色』、TVアニメ『ダンダダン』など国内外を問わず高い評価を得る作品をうみだし続けているサイエンスSARUによるTVアニメ最新作となります。
放送開始時期の詳細などの続報は「攻殻機動隊」公式グローバルサイトや公式SNSなどで順次公開予定となります。
ぜひ本情報をご紹介賜りますようお願い申し上げます。
◆作品概要
作品名称 : 攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL
作品形式 : TVアニメーション
原作 : 士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)
監督 : モコちゃん
シリーズ構成・脚本 : 円城 塔
キャラクターデザイン・総作画監督 : 半田修平
アニメーション制作 : サイエンスSARU
放送時期 : カンテレ・フジテレビ系 全国ネット 毎週火曜よる11:00~ “火アニバル!!”枠にて2026年放送
◆特報第2弾ver.Hajime Sorayama
URL https://youtu.be/AoXr8llKZEI
©2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
メインスタッフ
●原作:士郎正宗
1982年にマンガやイラストの分野で活動開始。『アップルシード』(1984年~青心社)、『ドミニオン』(1984年~白泉社→青心社)、『攻殻機動隊』(1989年~講談社)、「仙術超攻殻ORION』(1990年~青心社)の原作著作者。『紅殻のパンドラ』(2012年~角川書店)の原案、アニメ『ブラックマジックM-66」の脚本&コンテや、画集シリーズ『INTRON DEPOT』(1992年〜青心社)、『W・TAILS CAT』(2012年~GOT)『GREASEBERRIES』(2014年~GOT)、また小説『Classical Fantasy Within』(著者:島田荘司 2008年~講談社)や『ザ・サード[完全版]』(2015年~毎日新聞出版)の挿絵や、様々なゲームの設定やイラスト、アニメの設定やブロットの仕事も行っている。
●監督:モコちゃん
1992年生まれ。2015年サイエンスSARU入社。本名:木村翔馬。山代風我と共に演出補佐等として湯浅政明監督に師事。「平家物語」(2022年)、「四畳半タイムマシンブルース」(2022年)で絵コンテ・演出、「スコット・ピルグリム テイクス・オフ」(2023年)では絵コンテ・演出のほかにオープニングアニメーションの絵コンテ・演出を担当。 「ダンダダン」(2024年)では副監督、絵コンテ・演出、エンディングアニメーションの絵コンテ・演出も務めた。2026年放送開始予定のTV アニメ―ションシリーズ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」が初監督作となる。
●シリーズ構成・脚本:円城塔
1972年札幌生まれ。2007年、『Self-Reference ENGINE』でデビュー。同作でフィリップ・K・ディック賞特別賞受賞。『道化師の蝶』で芥川賞、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)で日本SF大賞特別賞、『文字渦』で日本SF大賞、表題作で川端康成文学賞、『コード・ブッダ』で読売文学賞受賞。アニメーション作品『ゴジラS.P』脚本、SF考証など。訳書にチャールズ・ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』、ラフカディオ・ハーン『怪談』、古典現代語訳に『雨月物語』他。
●キャラクターデザイン・総作画監督:半田修平
1984年静岡県富士宮市生まれ。GAINAX出身。TRIGGERに所属するフリーランスアニメーター。「アニメミライ版リトルウィッチアカデミア」(2013)、「キルラキル KILL la KILL」(2013~2014)、「ワンパンマン」(2015)、「宇宙パトロールルル子」(2016)などへの参加を経て、「リトルウィッチアカデミア(TV)」(2017)ではキャラクターデザイン・総作画監督を担当。その後、「スプリガン」(2022)や「スコット・ピルグリム テイクス・オフ」(2023)でキャラクターデザインを務め、活躍の幅を広げている。そして彼の闘いは続くのであった…。
プロダクション情報
株式会社サイエンスSARU
Science SARU Inc.
新しい手法や若手スタッフの育成に取り組み、TV・劇場・配信と多岐にわたり作品を発表するアニメーション制作会社。代表作にはアヌシー国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ・クリスタル賞受賞作『夜明け告げるルーのうた』を始め、『夜は短し歩けよ乙女』、『DEVILMAN crybaby』、『映像研には手を出すな!』、『犬王』、『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』、『きみの色』、『ダンダダン』シリーズなど。TVアニメ『SANDA』が好評放送中のほか、2026年放送開始予定のTVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』、TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』、TVアニメ『ダンダダン』第3期などが控えている。
【インフォメーション】
○『攻殻機動隊』公式X(旧名Twitter):アカウントユーザー名:@thegitsofficial
○『攻殻機動隊』公式Instagram:アカウントユーザー名@theghostintheshellofficial
○『攻殻機動隊』公式TikTok:アカウントユーザー名@theghostintheshell
○「攻殻機動隊」公式YouTubeチャンネル:アカウントユーザー名@GhostintheShellChannel
○『攻殻機動隊』公式グローバルサイト:https://theghostintheshell.jp
原作情報
攻殻機動隊 The Ghost in The Shell
原作:士郎正宗(講談社 KCデラックス刊)
Based on the manga “The Ghost in the Shell” by Shirow Masamune originally serialized in YOUNG MAGAZINE published by KODANSHA Ltd.
https://theghostintheshell.jp/
1989年に漫画家・士郎正宗が、青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子。階級「少佐」の彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語である。リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察していて多くのクリエイターたちに影響を与えた。その後1995年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年に神山健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2013年に黄瀬和哉が総監督を務めた劇場アニメーション『攻殻機動隊ARISE』、2017年にハリウッド版実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』、2020年に神山健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』が発表された。『攻殻機動隊』は劇場アニメーション、テレビアニメーション、ゲームなど様々な広がりを見せるが、それぞれ漫画とは違った独自の物語、解釈や表現で展開されている。
©士郎正宗/講談社
関連イベント情報
関連イベント情報
「攻殻機動隊」全アニメシリーズを横断する史上初の大規模展
『攻殻機動隊展 Ghost and the shell』
虎ノ門ヒルズ「TOKYO NODE」にて開催決定!
【会場・開催概要】
会期 :2026年1月30日(金) ー 2026年4月5日(日)
チケット : 2025年秋詳細発表・および販売開始
開館時間 : 10:00 – 20:00 (最終入場19:30)
: ※イベント開催日や貸切日など、開館・閉館時間が異なる場合があります。
会場 : TOKYO NODE GALLERY A/B/C
:東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F
主催 :攻殻機動隊展 Ghost and the Shell 製作委員会
©士郎正宗/講談社
©1995士郎正宗/講談社 ・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
©2004士郎正宗/講談社 ・IG,ITNDDTD
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
https://www.tokyonode.jp/sp/exhibition-ghostintheshell/