10月24日、株式会社KADOKAWAは、森見登美彦氏の小説『四畳半神話大系 愛蔵版』『夜は短し歩けよ乙女 愛蔵版』を、2026年2月26日に発売することを発表した。
両作は、京都を舞台にした青春小説の金字塔『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』の刊行20周年記念した、豪華愛蔵版。発表と同時にカドストほか全国書店、一部ネット書店にて予約受付を開始している。価格は各6050円(税込)。
また発売を記念して、オリジナルグッズの販売や森見氏をゲストに迎えたライブ配信イベントの開催も決定している。
\豪華なお知らせ✨/
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) October 24, 2025
『四畳半神話大系』
『夜は短し歩けよ乙女』
刊行20周年を記念して、
豪華愛蔵版&グッズを発売します🎉
著者直筆サイン本はカドスト限定&数量限定で、本日から予約開始ですのでお見逃しなく!
特設サイトには森見登美彦さんからのコメントも✨https://t.co/hHgO2KMVk5 pic.twitter.com/pDO3elfAOR
『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』豪華愛蔵版は、金箔押し・函入りの豪華仕様。工夫を凝らした装丁は、ブックデザイナーの坂野公一さんによるもので、大垣書店、ふたば書房ではオリジナルポストカード特典も実施予定だ。
くわえて、『夜は短し歩けよ乙女』には、映画「夜は短し歩けよ乙女」劇場来場者特典の冊子に掲載された、掌編「夜は短し歩けよ乙女 銀幕篇」が初めて書籍に収録される。
また愛蔵版の発売に際して、森見氏からのコメントも寄せられている。
『夜は短し歩けよ乙女』刊行から二〇年。
本作は私の原点にして、目指すべき憧れの境地でもある。
このたび、『夜は短し歩けよ乙女』と『四畳半神話大系』が仲良くそろって、愛蔵版としてよみがえることになった。隅々にまで工夫を凝らした、重厚な箱入り本! その贅沢さには編集者もびっくり、もちろん作者もびっくり、おそらく読者もびっくりであろう。
刊行二〇周年にあわせて用意されたのはゴージャスな愛蔵版のみにあらず。各作品のフレーズを使った「栞」、たとえ入浴中でも各作品の冒頭が読み返せる「手ぬぐい」、そして赤玉を注げばたちまち机上に達磨があらわれる「月面歩行だるまグラス」である。盛りだくさんすぎる!と思われるであろうか。私も同感である。しかし、お祭りなんだから、しょうがない。
読者諸賢!
愛蔵版を手に取って、だるまグラスに赤玉を注ぎたまえ。
短い夜を歩くのは乙女にまかせて、私たちは長い夜を過ごすとしよう。
さらに、愛蔵版の刊行を記念して、KADOKAWA公式オンラインショップのカドストでは、森見氏監修のオリジナルグッズが登場。作中の名フレーズを使ったしおりや、物語の冒頭が楽しめる特製てぬぐいなど、森見ワールドにどっぷり浸かることができるグッズがラインナップ。
また、数量限定で『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』愛蔵版とオリジナルグッズ全4種がセットになった超豪華コンプリートセットも発売される。愛蔵版には、森見氏の直筆サインが入っているとのこと。
<数量限定>【サイン本付き】『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』20周年記念コンプリートセット 2万3000円(税込)
名フレーズ 文字のしおり2本セット 2640円(税込)
特製てぬぐい(2種) 2750円(税込)
「Bar 月面歩行」だるまグラス 3300円(税込)
『四畳半神話大系 愛蔵版』『夜は短し歩けよ乙女 愛蔵版』は、2026年2月26日に発売予定だ。カドストほか全国書店、一部ネット書店にて予約受付中。価格は各6050円(税込)。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
森見登美彦による青春小説の金字塔『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』の刊行20周年記念豪華愛蔵版、2026年2月26日(木)発売決定! オリジナルグッズも同時予約開始!
カドスト限定・数量限定で【著者直筆サイン入り】のコンプリートセットも予約開始!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、『四畳半神話大系 愛蔵版』『夜は短し歩けよ乙女 愛蔵版』(著:森見登美彦)の予約受付を、カドストほか全国書店、一部ネット書店にて本日2025年10月24日(金)より順次開始いたしました。
特設サイトはこちら▼
https://kadobun.jp/special/morimi-tomihiko/yojohan-yoruhamijikashi-20th/
著者・森見登美彦さんからのコメント
『夜は短し歩けよ乙女』刊行から二〇年。
本作は私の原点にして、目指すべき憧れの境地でもある。
このたび、『夜は短し歩けよ乙女』と『四畳半神話大系』が仲良くそろって、愛蔵版としてよみがえることになった。隅々にまで工夫を凝らした、重厚な箱入り本! その贅沢さには編集者もびっくり、もちろん作者もびっくり、おそらく読者もびっくりであろう。
刊行二〇周年にあわせて用意されたのはゴージャスな愛蔵版のみにあらず。各作品のフレーズを使った「栞」、たとえ入浴中でも各作品の冒頭が読み返せる「手ぬぐい」、そして赤玉を注げばたちまち机上に達磨があらわれる「月面歩行だるまグラス」である。盛りだくさんすぎる!と思われるであろうか。私も同感である。しかし、お祭りなんだから、しょうがない。
読者諸賢!
愛蔵版を手に取って、だるまグラスに赤玉を注ぎたまえ。
短い夜を歩くのは乙女にまかせて、私たちは長い夜を過ごすとしよう。
ライブ配信イベント
読者のみなさまに愛蔵版&グッズの制作過程をお見せするライブ配信を行います! 愛蔵版のスペシャルな仕様や、グッズの特長をご覧いただけます。
ゲストに森見登美彦さんをお迎えして、商品サンプルを見ながら語る一夜限りの生配信です。
ライブ配信情報
日時:2025年11月10日(月)19:30~
配信チャンネル:角川書店ブックチャンネル
https://www.youtube.com/user/arasujich
『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』豪華愛蔵版
『四畳半神話大系』(2005年)と『夜は短し歩けよ乙女』(2006年)、両作品の刊行20周年を記念して、愛蔵版の2冊同時発売が決定しました!
いずれも京都を舞台にした、大学生たちの青春ストーリー。これを抜きにして森見登美彦作品は語れない、数々のファンの心を撃ち抜いてきた名作です。
愛蔵版は金箔押し・函入りの豪華仕様!
工夫を凝らした装丁は、ブックデザイナーの坂野公一さんによるものです。
さらに、大垣書店、ふたば書房ではオリジナルポストカード特典も実施予定!
※画像はデザイン中のものです。実際の商品とはデザイン・仕様が一部異なる場合があります。
加えて、『夜は短し歩けよ乙女』には書籍未収録の掌編「夜は短し歩けよ乙女銀幕篇」を収録!
※映画「夜は短し歩けよ乙女」劇場来場者特典の冊子に掲載されたものです。
■仕様紹介
中村佑介さんによるイラストを大きく使用!
函は上下スライド式。広げると大きな1つの絵が現れます。
小口にも中村佑介さんのイラスト入り!
カドスト限定オリジナルグッズ
愛蔵版の刊行を記念して、森見登美彦さん監修のオリジナルグッズが登場!
作中の名フレーズを使ったしおりや、物語の冒頭が楽しめる特製てぬぐい、『夜は短し歩けよ乙女』の作中に出てくる「Bar 月面歩行」をイメージした“だるまグラス”など……森見ワールドにどっぷり浸かって楽しめること間違いなしのスペシャルなグッズです。
直筆サイン入りのコンプリートセットも数量限定で販売します。お見逃しなく!
・受注締切: 2025年11月30日(日)23:59まで
・お届け予定日:2026年3月中旬より順次発送予定
・グッズ購入はこちら:https://store.kadokawa.co.jp/shop/e/eti0686/
(1)<数量限定>【サイン本付き】『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』20周年記念コンプリートセット
『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』愛蔵版とオリジナルグッズ全4種がセットになった超豪華コンプリートセット。愛蔵版には、森見登美彦さん直筆サイン入り!

【セット内容】
・森見登美彦さん直筆サイン入り愛蔵版『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』各1冊
・名フレーズ文字のしおり2本セット 1組
・特製てぬぐい2種類(『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』)各1枚
・「Bar 月面歩行」だるまグラス 1個
(2)名フレーズ 文字のしおり2本セット
作中で印象的な名フレーズが、しおりになって登場しました!
・『四畳半神話大系』:「この腐れへっぽこ妖怪め。」
・『夜は短し歩けよ乙女』:「あ!先輩、奇遇ですねえ」
物語の世界観をイメージした可愛い台紙入りの2本セット。森見作品の魅惑的なフレーズとともに読書時間を楽しめます♪
販売価格:2,640円(税込み)
(3)特製てぬぐい(2種)
それぞれの作品の、印象的な冒頭シーンをボリュームたっぷりにデザインしました。
部屋に飾っても良し、お風呂でじっくり読んでも良し、な楽しい一枚です♪
販売価格:各2,750円(税込み)
(4)「Bar 月面歩行」だるまグラス
物語の中で、黒髪の乙女がめくるめく大人世界に足を踏み入れるバー「月面歩行」をイメージしたグラスを、森見登美彦さん監修のもと製作しました。
ゆらゆら揺れる“だるま”のような形と、「月面歩行」のロゴが可愛いデザイン♪
もしかしたら乙女も、これで赤玉ポートワインを飲んだ……かも!?
- 販売価格:3,300円(税込み)
愛蔵版&グッズの詳細はこちら▼
https://kadobun.jp/special/morimi-tomihiko/yojohan-yoruhamijikashi-20th/
書誌情報
書名:四畳半神話大系 愛蔵版
著者:森見登美彦
装丁:坂野公一(welle design)
装画:中村佑介
定価:6,050円(本体5,500円+税)
発売日:2026年2月26日(木)
体裁:四六判上製函入り/単行本/392ページ
ISBN:978-4-04-116986-5
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ>>https://www.kadokawa.co.jp/product/322509000640/
書名:夜は短し歩けよ乙女 愛蔵版
著者:森見登美彦
装丁:坂野公一(welle design)
装画:中村佑介
定価:6,050円(本体5,500円+税)
発売日:2026年2月26日(木)
体裁:四六判上製函入り/単行本/320ページ
ISBN:978-4-04-116987-2
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ>>https://www.kadokawa.co.jp/product/322509000642/
著者プロフィール
森見登美彦(もりみとみひこ)
1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。同作品は、本屋大賞2位にも選ばれる。10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞。他の著書に『有頂天家族』『恋文の技術』『聖なる怠け者の冒険』『夜行』『熱帯』『シャーロック・ホームズの凱旋』など。


















