個人インディーゲーム開発者の留老太氏は、『風酔い(Taste of the Wind)』の体験版をSteamにて公開中だ。
同作は、中華料理店を舞台にしたスローライフ経営アドベンチャーゲーム。発売は2026年を予定しており、日本語にも対応予定とのこと。
10月に開催されたSteamネクストフェスでは、1万人以上が体験版をプレイし、ウィッシュリスト追加数は1万3000件以上にものぼった。
本作の主人公「小風」は、両親の小さなレストランを手伝いながら穏やかに過ごしていた。しかしある日、店が冤罪事件に巻き込まれ、両親も失い、人生は一変。倒産寸前の食堂を引き継ぎ、失われた家族の味と記憶を取り戻しながら、個性豊かな仲間とともに100万もの借金の返済をすることに。
本作でメインとなるのは、レストランのオーナーとして経営戦略を立てることだ。毎月のメニューや価格設定、改装・拡張、従業員教育に人件費などをシミュレーションしながら、5年以内に借金を完済することを目指す。なお、赤字が2ヶ月続くと破産になってしまう。
シミュレーション要素にくわえ、料理や掃除に会計チェック、客対応といったレストランの仕事は、ミニゲーム形式で遊ぶことができる。スタッフとの会話からは、料理の豆知識や経営ノウハウ、占い・星学などの、実生活でも役に立ちそうな“生活の知恵”が学べ、マルチエンディングへの分岐にも繋がるとのこと。
『風酔い』は、2026年に発売予定。現在Steamにて体験版が配信中だ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
「料理も人生も、ちょっとした“風”で変わる。」
温かくて、ちょっぴり不思議な店経営シミュレーション『風酔い(Kazeyoi)』手描きのタッチで描かれた小さな町「石の町」。ここで、家族の店を再建する新たな日々が始まります。
プレイヤーの目的は、100 万の負債を抱えた店をゼロから立て直すこと。
仕入れ、調理、接客、スタッフの管理まで、すべて自分の手でこなしていく。
けれど、このゲームの魅力は“経営のシビアさ”よりも、人とのつながりや、日常のぬくもりにあります。
お客との会話で生まれるちょっとしたドラマ、スタッフとの絆、そして不思議と心を落ち着かせる店の空気。
『風酔い』はそんな「人間くささ」を丁寧に描きながら、現実に役立つ料理・経営スキルまで自然に学べる——まさにスローライフゲームの進化形です。
さらに物語には、ほんの少し中華風的な占いや縁といった幻想的な要素も。
現実と夢のあいだをそっと漂うような、不思議な味わいが広がります。
新デモ版が配信予定。約 3〜5 時間にわたって「一年目」の物語を体験できます。
温かく、ちょっと笑えて、どこか切ない——
さらに物語には、ほんの少し中華風的な占いや縁といった幻想的な要素も。
そんな『風酔い(Kazeyoi)』の世界を、この機会にぜひ味わってみてください。















