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『シティーズ:スカイラインII』の開発スタジオが「Colossal Order」から「別スタジオ」に移行へ。2026年初頭から今後のアップデート、コンソール版の開発などは「Iceflake Studios」が引き継ぐ

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Paradox InteractiveとColossal Orderは、都市運営シミュレーションゲーム『シティーズ:スカイラインII』の開発を、ゲームスタジオ「Colossal Order」から、新たに「Iceflake Studios」に移行すると発表した。

Colossal Orderは開発移行前にバイクや旧市街の建物の追加、バグ修正などを行う予定で、Iceflake Studiosへの引き継ぎは2026年初頭からはじまる予定だ。

『シティーズ:スカイラインII』は、2023年に発売された都市開発シミュレーションゲーム。2015年に発売された『シティーズ:スカイライン』の続編となる。

プレイヤーは地形を変化させたり、道路や建物を配置したりして望みの都市を形成・経営し、シミュレーションされた住人たちの生活を見守る。『シティーズ:スカイラインII』では、前作と比べてプレイ可能なエリアが約5倍となり、物流フローや操作感など、さまざまな細かい機能が強化されている。

『シティーズ:スカイラインII』の開発スタジオが「Colossal Order」から別スタジオに移行へ。コンソール版も開発継続_001
(画像はSteamより)
『シティーズ:スカイラインII』の開発スタジオが「Colossal Order」から別スタジオに移行へ。コンソール版も開発継続_002
(画像はSteamより)
『シティーズ:スカイラインII』の開発スタジオが「Colossal Order」から別スタジオに移行へ。コンソール版も開発継続_003
(画像はSteamより)
『シティーズ:スカイラインII』の開発スタジオが「Colossal Order」から別スタジオに移行へ。コンソール版も開発継続_004
(画像はSteamより)
『シティーズ:スカイラインII』の開発スタジオが「Colossal Order」から別スタジオに移行へ。コンソール版も開発継続_005
(画像はSteamより)

本作を開発していたのは、前作から引き続きフィンランドに拠点を置くゲームスタジオColossal Orderだったが、今回は発売元のParadox Interactiveとの連名で、慎重に検討を重ねた結果、Paradox InteractiveとColossal Orderが、それぞれ独立した道を歩むことを決定したと発表した。

Colossal Orderは、『シティーズ:スカイラインII』の開発を離れることとなり、Paradox Interactiveの傘下のゲームスタジオ「Iceflake Studios」が既存および今後の開発、エディターおよび「コンソール版」の開発を引き継ぐことになる。

なおColossal Orderは、開発終了前にいくつかの追加アップデートを実装する予定で、その中には、自転車や旧市街の建物の追加、バグ修正、そしてゲーム全体の改善を含む「自転車パッチ」も含まれているとのこと。

『シティーズ:スカイラインII』の開発スタジオが「Colossal Order」から別スタジオに移行へ。コンソール版も開発継続_006
(画像はBridges, Bikes, and Bugfixes – A Word from CO | Paradox Interactive Forumsより)

また、アセットMODへのアクセスを可能にするエディター用アセットサポートのベータ版実装も、年末までに開始される予定だという。

Iceflake Studiosは、数週間以内に『シティーズ:スカイラインII』のコミュニティに対して自己紹介と、今後の計画を発表するとしている。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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