Paradox InteractiveとColossal Orderは、都市運営シミュレーションゲーム『シティーズ:スカイラインII』の開発を、ゲームスタジオ「Colossal Order」から、新たに「Iceflake Studios」に移行すると発表した。
Colossal Orderは開発移行前にバイクや旧市街の建物の追加、バグ修正などを行う予定で、Iceflake Studiosへの引き継ぎは2026年初頭からはじまる予定だ。
Cities journeys on with a new developer at the helm. An announcement about the future of Cities: Skylines II:
— Cities: Skylines (@CitiesSkylines) November 17, 2025
You can read more about it here: https://t.co/JF00ZpZD87 pic.twitter.com/GMiIxPcEzk
『シティーズ:スカイラインII』は、2023年に発売された都市開発シミュレーションゲーム。2015年に発売された『シティーズ:スカイライン』の続編となる。
プレイヤーは地形を変化させたり、道路や建物を配置したりして望みの都市を形成・経営し、シミュレーションされた住人たちの生活を見守る。『シティーズ:スカイラインII』では、前作と比べてプレイ可能なエリアが約5倍となり、物流フローや操作感など、さまざまな細かい機能が強化されている。





本作を開発していたのは、前作から引き続きフィンランドに拠点を置くゲームスタジオColossal Orderだったが、今回は発売元のParadox Interactiveとの連名で、慎重に検討を重ねた結果、Paradox InteractiveとColossal Orderが、それぞれ独立した道を歩むことを決定したと発表した。
Colossal Orderは、『シティーズ:スカイラインII』の開発を離れることとなり、Paradox Interactiveの傘下のゲームスタジオ「Iceflake Studios」が既存および今後の開発、エディターおよび「コンソール版」の開発を引き継ぐことになる。
なおColossal Orderは、開発終了前にいくつかの追加アップデートを実装する予定で、その中には、自転車や旧市街の建物の追加、バグ修正、そしてゲーム全体の改善を含む「自転車パッチ」も含まれているとのこと。

また、アセットMODへのアクセスを可能にするエディター用アセットサポートのベータ版実装も、年末までに開始される予定だという。
Iceflake Studiosは、数週間以内に『シティーズ:スカイラインII』のコミュニティに対して自己紹介と、今後の計画を発表するとしている。
