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「真相は一度では見抜けない」と謳う”香港”の公営住宅が舞台のマルチエンド型ホラーADV『心霊ビル』が最新アプデで「日本語」に対応。1990年代の香港映画の雰囲気のなか「幽霊」や「奇妙な住民」の真相に迫る

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Genuine Studioは、ホラー・アドベンチャーゲーム『心霊ビル』を最新アップデートで「日本語」に対応したと発表した。

価格は税込1000円。対応プラットフォームはPC(Steam)。

本作は、1990年代の香港にある公営住宅の警備員となり、幽霊事件の真相を追うマルチエンド型のアドベンチャーゲーム。

「真相は一度では見抜けない」と謳う
(画像はSteamより)
「真相は一度では見抜けない」と謳う
(画像はSteamより)
「真相は一度では見抜けない」と謳う
(画像はSteamより)

舞台は、まもなく取り壊しが予定されている公営住宅「昌栄ビル」。主人公の若い警備員となり、まだ退去していない少数の住民から「移転同意書」 を回収することが目標だ。

しかし建物の至る所に異様な気配が漂っており、残った住民たちが奇妙な行動を取っている。さらに幽霊がでるという噂まである。

展開は単なる「幽霊話」ではなく、「複数のエンディングを解放することで、あなたの常識は覆され、二度にわたって思考がひっくり返る衝撃を体験するでしょう」と謳っている。

1990年代の香港映画のような雰囲気があり、すべてのシーンを広東語でフルボイス化しているとのこと。また舞台となる公営住宅を3Dモデルで構築しているとのこと。

「真相は一度では見抜けない」と謳う
(画像はSteamより)
「真相は一度では見抜けない」と謳う
(画像はSteamより)
「真相は一度では見抜けない」と謳う
(画像はSteamより)

2024年1月にリリースされた本作が、今回は最新アップデートで「日本語」に対応した形だ。

本作はSteamで320件以上のレビューが集まっており、「非常に好評」を獲得している。香港ホラー映画のような雰囲気や、ストーリーや結末がよくできていると好評だ。一方で導入部や会話パートが少し長いと感じている人もいあるようだ。

本作は続編や、前日譚作品も開発中とのこと。香港の公営渋滞を舞台にしたホラー・アドベンチャーゲーム『心霊ビル』は、「日本語」に対応して発売中だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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