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任天堂、「バンダイナムコスタジオ シンガポール」を子会社化。『スプラトゥーン』シリーズ開発などの一部の開発を手がけたスタジオ。開発体制の強化を目的に

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11月27日、任天堂株式会社は、開発体制の強化を目的として、本社をシンガポールに置くBandai Namco Studios Singapore Pte. Ltd.(以下、BNSS)の株式を取得する株式譲渡契約を株式会社バンダイナムコスタジオと締結したことを発表した。

以降、BNSSは任天堂株式会社の子会社となり、「Nintendo Studios Singapore Pte. Ltd.」に商号を変更。開発業務が継続される予定となっている。

任天堂の公式サイトによると、BNSSはバンダイナムコグループの海外拠点の一つとして設立された会社だ。『スプラトゥーン』シリーズをはじめ、任天堂のタイトルの一部開発を手がけるなど、継続的な取引実績があるという。

一例として、BNSSの公式サイトには、2022年発売の『スプラトゥーン3』のコンセプトアート、キャラクターモデリング、環境モデリング、アニメーションに貢献していたことが記載されている。

なお、BNSSの資本金は2025年11月時点で100万シンガポールドル(日本円にして約1億2000万円)だ。任天堂は2026年4月1日にBNSSの株式の80%を取得する予定。残余株式については、子会社化後の企業運営が安定した一定期間を経た後に取得する予定であることを公式サイトにて明記している。

編集・ライター
『MOTHER2』でひらがなを覚えてゲームと共に育った生粋のゲーマー。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。『Divinity: Original Sin 2』の有志翻訳に参加し、『バルダーズ・ゲート3』が日本語化される前にひとりで全文翻訳してクリアするほどRPGが好き。 『ゴースト・オブ・ツシマ』の舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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