ハイパーミュージアム飯能とBeyond Creators Project「ars●bit(アーソビット)」は、アーティスト・たかくらかずき氏の個展「キャラクターはことば」開催を記念して、トークセッション「ハイパーミュージアムの秋祭り」を、同展会期中の2025年12月6日に開催することを発表した。
個展「キャラクターはことば」は、埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」内にあるハイパーミュージアム内で開催中の展覧会だ。
アートとデジタルゲームをつなぐアーティスト・たかくらかずき氏が生み出した、十二支、仏教神道、妖怪変化などをモチーフとしたキャラクターが会場内外に集結。また、会場内のPCでは、たかくらかずき氏が過去に制作した10種類以上のゲームが期間ごとに入れ替わり展示され、実際に遊ぶことができるようだ。
期間中は神楽や初詣などのイベントも計画されているという。個展「キャラクターはことば」開催期間は、2026年3月1日までだ。
そして、本展覧会の開催を記念し、トークセッション「ハイパーミュージアムの秋祭り」が、ハイパーミュージアム飯能にて2025年12月6日に開催される。
本トークセッションでは、「キャラクターはことば」のコンセプトと表現について、たかくらかずき氏はもちろん、AI研究者の三宅陽一郎氏や、デジタルアーティストの草野絵美氏、批評家の宇野常寛氏、金沢21世紀美術館学芸員の杭亦舒氏が語り合う。
トークセッション自体に参加申込などは必要ないが、個展「キャラクターとことば」のチケット購入が必要となる。入場料は一般1200円、4歳~18歳700円、未就学児は無料となっている。チケットは現地購入のほか、オンラインでの販売も受け付けているようだ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
ars●bitとハイパーミュージアム飯能が、たかくらかずき展「キャラクターはことば」開催記念トークセッション「ハイパーミュージアムの秋祭り」を12月6日に開催。気鋭のアーティストが異なる分野の知性と語り合う。
ハイパーミュージアム飯能とBeyond Creators Project「ars●bit(アーソビット)」は、アーティスト・たかくらかずき氏の個展「キャラクターはことば」(2025年11月16日〜2026年3月1日)の開催を記念して、トークセッション「ハイパーミュージアムの秋祭り」を、同展会期中の2025年12月6日(土)に開催いたします。
たかくらかずき氏は、デジタルゲームや先端テクノロジーと東洋思想・アジア美術とのこれまでにない接続回路を切りひらく作品を通して、日本の現代美術シーンへの挑発を続けるアーティストです。「キャラクターはことば」は、現時点におけるたかくら氏の集大成となる展覧会です。
本トークセッションには、たかくらかずき氏を中心にAI研究者の三宅陽一郎氏、デジタルアーティストの草野絵美氏のほか、批評家の宇野常寛氏、金沢21世紀美術館学芸員の杭亦舒が参加。「キャラクターはことば」のコンセプトと表現を多角的な観点からひもときながら、遊び/ゲームの他、ポップカルチャーを基盤とする日本のテクノロジーアートが、いかに世界の分断と混迷に抗いうるかを、同時代の併走者たちとともに展望していきます。
■Beyond Creators Project「ars●bit(アーソビット)」について
Beyond Creators Project「ars●bit」は、「文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター支援基金)」における分野横断的新領域の1事業として採択され、一般社団法人渋谷あそびば制作委員会を実施主体として2025年3月より本格始動しました。
「文化芸術活動基盤強化基金」とは、文化庁からの補助金により、次代を担うクリエイター・アーティ スト等の育成と、その活躍・発信の場である文化施設の次世代型の機能強化に対して、弾力的かつ複数年度にわたって支援するという目的のもと、独立行政法人日本芸術文化振興会に新たに設置された基金です。
たかくらかずき氏は、ars●bitが支援する育成対象アーティストの一人です。
本プロジェクトでは、国際交流拠点である渋谷と京都をホームに、アーティスト/クリエイター向けのセミナー・研究会やクリエイティブジャムなどを通じた作品制作支援、国内外での作品発表の場となる展覧会やイベント、さらには国際ゲームショウやアートフェアへの出展など多岐にわたる活動を通じて、日本発の新たなマーケットの開拓と文化コンテクストの醸成に挑みます。
■プログラム
14:00-17:00
第1部 あそびとアートの現在地──アジア的想像力のゆくえ
出演:
たかくらかずき(本展アーティスト)
宇野常寛(批評家)
杭亦舒(金沢21世紀美術館学芸員)
第2部 キャラクターって、どんなことば?──生命化するAIとの戯れの中で
出演:
たかくらかずき
草野絵美(アーティスト)
三宅陽一郎(ゲームAI開発者・東京藝術大学 特任教授)
総合ディスカッション・質疑応答
※トークセッションの状況により割愛の可能性もあります
モデレーター:
中川大地(評論家/編集者)
高橋洋介(キュレーター)
■イベント概要
名称:たかくらかずき展「キャラクターはことば」開催記念トークセッション
「ハイパーミュージアムの秋祭り」
日時:2025年12月6日(土) 14:00〜17:00
会場:ハイパーミュージアム飯能
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
https://metsa-hanno.com/hypermuseumhanno/
アクセス:西武池袋線飯能駅北口よりバスで13分
「メッツァ」行き直行バス(国際興業・西武バス・イーグルバス運行)または「宮沢」行き路線バス(イーグルバス運行)に乗車
主催:ハイパーミュージアム飯能
共催:ars●bit/一般社団法人渋谷あそびば制作委員会
助成:クリエイター支援基金
■展覧会概要
ハイパーミュージアム飯能の第3弾の展覧会は、デジタルとリアルが入り混じる最注目アーティスト、たかくらかずきが登場。
展覧会場の中や外に、オニとカッパや十二支、仏教神道、妖怪変化など彼が生み出すキャラクターが集結し、ストーリーを持つコンテンポラリーアート作品として、会場にPCを設置し、ゲームとして実際にプレイして遊ぶことができます。さらに、会場中央には高さ約4mの巨大守護神「ハイパーマン」も鎮座。森と湖の豊かな自然の中に、ゲームとマツリの聖地が出現します。
ミュージアムショップでは、たかくらかずきによる初の絵本「オニカッパと十二支」を先行販売します。
名称:たかくらかずき「キャラクターはことば」
会期:2025年11月16日(日)〜2026年3月1日(日) 10:00〜17:00
入場料:一般 1200円、4歳〜18歳 700円、未就学児 無料
会場:ハイパーミュージアム飯能
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
URL:https://metsa-hanno.com/hypermuseumhanno/exhibition/2511/


