11月30日、『銀河英雄伝説』や『アルスラーン戦記』などで知られる作家・田中芳樹氏が2024年の11月30日に脳内出血で倒れていたことが明かされた。
同氏が所属する事務所「有限会社らいとすたっふ」の代表・安達裕章氏は「幸い(と言って良いと思います)、仕事場近くのコンビニの店内で倒れたもので、店員さんが救急車を呼んでくださり、すぐに救急搬送されることが出来ました。」と報告。
また「しばらくは新作の発表も出来ないと思いますし、当分はサイン会なども開けない」こと、一方で「本人は復帰を諦めておりません」とのコメントもしていた。
【いつも田中芳樹作品を愛読してくださってる皆さまへ】
— 安達裕章 (@adachi_hiro) November 30, 2025
田中芳樹事務所の安達です。
いつも田中芳樹作品をご愛読いただきまして、本当にありがとうございます。
実は、ちょうど一年前の2024年11月30日、田中が脳内出血で倒れました。…
なお、田中芳樹氏は適切な治療を受けた上で後遺症が残ってしまったものの、現在は介護付きの施設に移り、スタッフからの助けを受けながらリハビリに励んでいるとのこと。
倒れてしまう前の仕事場については、「お世辞にもバリアフリーとは言えないことから、数万冊の蔵書を片づけたうえで撤収した」という。
そして安達裕章氏は、「本人は(内心はどうあれ)いたって平静」であること、田中芳樹氏が「『まだまだ書きたいものがあるからね』」と言って、大学ノートに文字を書いたりしています』とも報告していた。
