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「世界最強のエクセル使い」を決めるeスポーツ大会が意味不明すぎた。あらゆる関数を駆使→熾烈なサバイバルを繰り広げる。ファイナルラウンド(準々決勝)には日本人も初進出

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eスポーツを主催するFinancial Modeling World Cupは12月3日(現地時間)、表計算ソフト「Microsoft Excel」を競技化した「Microsoft Excel World Championship 2025」の決勝戦を開催した。

256名が対戦する本戦トーナメントにおいて、最終的に勝ち進んだ12名がラストバトルに参加。ラスベガスのHyperXアリーナで熾烈なサバイバルを繰り広げた。

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(画像は「Microsoft Excel World Championship 2025 – Finals」より)

eスポーツとしてアメリカで注目を集めている本大会は、マイクロソフトが提供する最も有名な表計算ソフト「Microsoft Excel」(以下、エクセル)を使用したeスポーツトーナメント。マイクロソフトも協賛を行っている。

ラウンドによって対戦方式は異なるが、基本的にはエクセルで解決できる「課題」を大会側から提示。あらゆる関数の知識、データ管理スキル、論理的思考力などを駆使して、複数の設問に回答していく。

獲得したポイントによって脱落者や順位が決まっていき、今回の場合は賞金総額の6万1500ドルが各プレイヤーに分配された。記事執筆時点では日本円換算で約950万円となる。優勝者にはチャンピオンベルトやトロフィーも贈呈されたようだ。

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(画像は「Microsoft Excel World Championship 2025 – Finals」より)

エクセルの世界大会というと想像が付かないどころか、ハイレベルな光景が想定される。一方で提示される課題は一般的なエクセルユーザーであれば解けるように設計されており、金融や統計学といった専門知識は必要ないという。

今回の決勝戦においては、日本伝統の遊びである「折り紙」を題材にした課題が提示された。とはいえ日本人目線でも一体どんなバトルが繰り広げられているか理解は難しく、やはりハイレベルな光景としか言いようがないだろう。

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なお、今回の準々決勝戦にはAIスタートアップ企業のCEO・山田大介さんが出場し、世界ベスト16入りを実現。

ラスベガスで開催されるファイナルラウンドに日本人が進出したのは史上初とのこと。山田さんは天下一武道会に来たかのようなポーズを入場時に披露している。

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(画像は「Microsoft Excel World Championship 2025 – Quarterfinals」より)

まだまだ日本における認知度が低いとされる本大会。設問が英語のため、言語スキルなどが必要になるものの、エクセルさえ使えれば誰でも参加資格を持つことができる。「世界最強のエクセル使い」は、まだまだ潜んでいるかもしれない。

コミュニティの熱量が高いことは大会中でも触れられており、挙句の果てにエクセルを讃える歌&ダンスも披露される始末なので、興味があれば大会を楽しんでみよう。

ライター
小学生の頃は「一太郎スマイル」のタイピングゲームでランキングを席巻することでしか己を証明できませんでした。現在は「広く深く」をモットーに好きなこと・できることを拡大中。積みゲーが多い中、ポケモンだけは万劫末代まで入れ込み続けると思います。

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