アドビは2026年2月2日、2DアニメーションやFlashアニメーションを制作できる同社のソフト「Adobe Animate」を提供終了すると発表した。
2026年3月1日以降、公式サイトからは本ソフトを入手できなくなるとのこと。エンタープライズ版の利用者へのテクニカルサポートなどは2029年3月1日まで。
その他の利用者へのテクニカルサポート、アプリケーションアクセス、コンテンツのダウンロード機能については2027年3月1日まで継続するとのこと。

かつて「Adobe Flash Professional」として利用され、2015年に現在の「Adobe Animate」という名称に変更された本ソフト。
日本においても本ソフトや類似ソフトなどで制作された「FLASHアニメ」が00年代を中心にネット上で多く公開され、Webアニメーション黎明期から動画共有サイト台頭までの、いわゆる「FLASH黄金時代」を築き上げた。
長い歴史を持つことから今現在もアニメやゲームなど多くの業界で本ソフトが利用されていることもあり、提供終了に関して利用者からは「Flash時代にお世話になった」「まだ使っていたので残念」「似たような代替手段がないので困る」などの声がX上などで寄せられている。
アドビは本ソフトで提供していた各機能について、複雑なキーフレームアニメーションは「Adobe After Effects」を、写真・動画・テキスト・図形などのデザイン要素に簡単に適用できるワンクリックアニメーション効果は「Adobe Express」を今後は活用してほしいと案内。
また、Animateファイルおよびプロジェクトデータへのアクセスも終了するとのことで、サポート終了までにAnimate FLAおよびXFLファイルをSWF、SVG、MP4などの他の形式に書き出すことを推奨している。ソフト自体はダウンロード済みの場合、引き続き機能するとのこと。
