神奈川県横浜市の映画館「ムービル」が、9月30日をもって閉館することが明らかになった。運営側が3月5日、公式サイトを通じて発表した。入居するビル「相鉄ムービル(相鉄南幸第2ビル)」の閉館に伴い、賃貸借契約の満了を迎えるためとしている。
同館は“映画の街横浜”のシンボルのひとつとして開館し、半世紀以上にわたり営業を続けてきた映画館。洋画・邦画を問わず数多くの作品を上映し、長年にわたって地域の映画文化を支えてきた。
【閉館のお知らせ】
— ムービル (@109movil) March 5, 2026
ムービルは、2026年9月30日(水)をもちまして閉館させていただく運びとなりました。日頃より、また長きにわたりご愛顧いただいている皆さまに、心より感謝申し上げます閉館までの残りの期間も、心に残る映画体験をお届けできるよう努めて参ります。…
発表では、これまで来館してきた観客に対し「長年支え続けてくださったすべてのお客様に、従業員一同、心より深く感謝申し上げます」と謝意を示している。
営業は9月30日まで継続される予定で、運営側は「最後の1作品まで皆様の心に残る映画体験をお届けできるよう努めてまいります」としている。また、閉館に向けた特別イベントの開催も予定しており、詳細は後日案内されるという。
なお、同館で利用できる「シネマポイント」については、閉館後も近隣の109シネマズ各館で引き続き利用可能。具体的には、109シネマズゆめが丘、109シネマズ港北、109シネマズ川崎などで使用できるとしている。

SNS上では閉館を惜しむ声が相次いでおり、「わかってはいたけど…我が心の故郷、ムービルよ」「またひとつ大切な映画館がなくなる」といった投稿が見られるほか、「母に頼んで映画を観に行ったのが最初の記憶。自由席で並んだのが懐かしい」と、思い出を振り返る声も寄せられている。
映画館「ムービル」は、9月30日に閉館予定だ。
