4月14日、ウォルト・ディズニー・カンパニーが進めている事業合理化に伴う人員削減において、傘下の「マーベル・スタジオ」が深刻な影響を受けていると海外メディアForbesが報じた。
同スタジオの映画やテレビ制作、コミックなどの部門でスタッフが削減され、特にアカデミー賞受賞歴を持つビジュアル開発チームについては、ほぼ全員が解雇されたという。

報道によれば、今回のマーベルにおける人員整理は、ディズニーの新CEOであるジョシュ・ダマロ氏の体制下で進められている最大1000人規模のレイオフの一環であるとのことだ。
今回解雇の対象となったビジュアル開発チームは、『アベンジャーズ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『デアデビル』といった、マーベル作品の視覚的デザインを担ってきたアーティストやキャラクターデザイナー、背景デザイナーたち。彼らの中には10年以上にわたってマーベルに在籍してきた者も多く含まれているという。
同部門は今後、プロジェクトごとに外部からリソースを調達し調整するための、最小限の専任スタッフを残すのみの体制となる。
Forbesによる報道によれば、今回のマーベルでの大規模な削減は、ディズニー全体のコスト削減の動きに加え、以前から発表されていたマーベル・スタジオの作品制作スケジュールの縮小が主な要因であるといい、クリエイティブ業界で相次いでいるようなAIを理由としたものではないということだ。
