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『ドラクエ』が2026年の「世界のビデオゲーム殿堂」に選ばれる。米博物館が選出。『ドラクエ』が巻き起こした社会現象や功績、ゲーム史に与えた影響が讃えられた。ほか、『サイレントヒル』『アングリーバード』『FIFA』も

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アメリカのストロング遊戯博物館(The Strong National Museum of Play)は、2026年の「World Video Game Hall of Fame(世界ビデオゲーム殿堂)」に選出された4つのゲームタイトルを発表した。

新たに殿堂入りを果たしたのは、『アングリーバード』、『ドラゴンクエスト』、『FIFA インターナショナルサッカー』、『サイレントヒル』の4作品だ。音声は英語だが、公式のYouTubeチャンネルに向けてそれぞれの作品の解説動画も投稿されている。

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(画像は公式サイトより)

2026年で誕生から40周年を迎える堀井雄二氏の代表作『ドラゴンクエスト』(以下、ドラクエ)シリーズは、すぎやまこういち氏の手がける楽曲や鳥山明氏の描くイラストやモンスター、魔王を討伐する勇者の冒険というテーマで絶大な人気を誇るRPGだ。

ストロング遊戯博物館の電子ゲームキュレーターであるリンジー・クラノ氏は、「『ドラクエ』を抜きにして現代のRPGを想像するのは難しい。ゲーム業界やほかのRPGに与えた影響は大きい」と高く評価した。

また、公式サイトでは本作が日本で巻き起こした社会現象についても言及されている。一例として、子どもたちが学校を休んで『ドラクエ』を買いに走るのを防ぐため、エニックス(現スクウェア・エニックス)がシリーズの発売日を木曜日から土曜日に変更したという逸話も紹介。日本国内における圧倒的な影響力を讃えている。

また、おなじく殿堂入りを果たした『サイレントヒル』は、コナミが1999年に発売したホラーゲームだ。3Dグラフィックとダイナミックなカメラワーク、そしてプレイヤーの心理に訴えかける物語でホラーゲームとしての地位を確立させ、心理的ホラーの新たな地平を切り拓いた。

同博物館のデジタル保存ディレクターであるアンドリュー・ボーマン氏は、「本作は商業的成功以上に、プレイヤーの感情にも訴えかけるホラーゲームの新境地を開拓した点がすばらしい」と語っている。

なお、 「世界ビデオゲーム殿堂」とはストロング遊戯博物館によって2015年に設立された表彰制度だ。長期間にわたって人気を維持し、国境を越えてゲーム業界や大衆文化・社会全般に大きな影響を与えたゲームを表彰している。

誰でもオンラインでゲームを推薦することができ、博物館の内部委員会による審査を経て12の最終候補が選出される。その後、歴史家や学者、ジャーナリストらで構成される国際選考諮問委員会と一般投票によって、毎年4作品前後が殿堂入りを果たす仕組みとなっている。

ちなみに昨年は、『たまごっち』や『ゴールデンアイ 007』などの作品が殿堂入りしており、これまでも『バイオハザード』、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『ポケットモンスター 赤・緑』、『ファイナルファンタジーVII』、『どうぶつの森』、『マインクラフト』など、著名なタイトルが名を連ねている。

これまでに殿堂入りを果たした全タイトルなど、詳細についてはストロング遊戯博物館の公式サイトで閲覧できる。

編集・ライター
『MOTHER2』でひらがなを覚え、ゲームと育った生粋のRPG好き。キャラメイクや物語が分岐するTRPG的な体験を好む生態。『Divinity: Original Sin 2』の有志翻訳を経て、『バルダーズ・ゲート3』を独力で全訳し完走。『ゴースト・オブ・ツシマ』の舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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