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PS2風のローポリ3Dで描かれる映画『LE VERTIGE』が面白そう。『GTA:バイスシティ』にインスパイアされたビジュアルで、「この世界はシミュレーションだ」と1人だけ気づいた男のシュールな予告編が公開

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PlayStation 2時代のゲームを思わせる、カクカクとしたローポリゴン3Dで描かれる異色のアニメーション映画『LE VERTIGE』が、フランスで6月10日に公開される。

予告編が5月27日にYouTubeにて投稿されている。

予告編では、主人公と思しき男性が、友人に向かって「俺たちが生きているこの世界は現実じゃない」「すべてがシミュレーションだ」と語りかける。

両手の指が8本あるパン屋の女性、へその緒のない出産など、世界のバグを主張するが、友人は「変じゃない」とどこ吹く風。世界の虚構に気づいた男と、それを信じない友人の、シュールなやり取りが描かれる。

監督・脚本は、フランスのクエンティン・デュピュー氏。本作はデュピュー監督初のアニメーション映画となる。

デュピュー氏はフランスの映画雑誌Trois Couleursのインタビューで、最初に浮かんだイメージは『GTA: Vice City』だったと語っており、「ビデオゲームと実存主義的な映画を混ぜたかった」と説明している。

撮影現場で行ったのはiPhoneと小さなソフトウェアによる簡素なモーションキャプチャーのみとのことだ。

本作は、2026年の第79回カンヌ映画祭で、独立系部門「監督週間(Quinzaine des cinéastes)」のクロージング作品として上映され、その存在が明らかになった。

なお、本作の日本での公開については、現時点で情報が出ていない。

ライター
Steamを徘徊している人。ローグライクとコロニーシミュに学生時代を捧げる。 好きなキャラクターはダンガンロンパの七海千秋。

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