小島プロダクションが手がける新作ホラーゲーム『OD』について、小島秀夫監督が米メディアEntertainment Weekly(以下、EW)の取材で開発の経緯や構想について語った。Xbox 25周年を記念した特集記事のなかで明かされたものだ。
小島監督は『OD』について、「あたらしいこと、他作品とは違うことをやりたかった」と語る。本作の構想は『デス・ストランディング』の開発中からひとりで温めてきたものだといい、詳細は明かせないとしつつも、「まったくあたらしいゲームシステム」が搭載されるとコメントしている。
小島監督は本作をシングルプレイ向けのホラーゲームと紹介し、「ほかのゲームが到達した“怖さ”の限界を超えたかった」と語る。一方で、怖すぎてプレイをやめてしまう人のために、プレイを続けられる仕組みも用意しているという。ただし、詳細を語るとシステムのヒントを与えすぎてしまうとして、それ以上の言及は避けた。
同氏は本作を大手企業から新興企業まで多くの会社に売り込んだが、いずれも「君は正気じゃない」、「コンセプトがまったく理解できない」、「自分たちにはできない」と言われたと振り返っている。そのなかで、本作の構想を理解したのは元Xbox CEOであるフィル・スペンサー氏だったという。
現CEOのアシャ・シャルマ氏も、本作を「深く感動的なゲーム」と絶賛し、「彼らに自由にやらせたい。これはまったくあたらしいタイプのゲーム」とコメントした。

なお、『OD』は、2023年12月に開催されたイベント「The Game Awards 2023」にて発表されたタイトルだ。クリエイティブパートナーにアカデミー賞を受賞した監督であるジョーダン・ピール氏が参加するほか、キャストにはソフィア・リリス氏、ハンター・シェイファー氏、ウド・キア氏といった俳優陣を起用することも発表されていた。
俳優陣による撮影はすでに本格的に始まっているが、2025年11月に亡くなったウド・キア氏についてはスキャンこそ完了していたものの、撮影を間に合わせることはできなかったと今回の取材で明かされた。小島プロダクションは、キア氏の関する詳細についてはコメントを控えている。
「OD KNOCK」のティザー映像です。アンリアルエンジン上で動作しています。いかがですか👻 pic.twitter.com/OvRs3VXtwA
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) September 23, 2025
『OD』の発売時期は、記事執筆時点では明らかになっていない。
