暗殺者として任務を遂行するゲーム『ヒットマン』シリーズなどで知られるゲームスタジオIO Interactive(以下、IOI)は、開発中の新作ゲーム『Project Fantasy』について、外部パートナーとの契約が終了したことを公式Xで明らかにした。あわせて、これに伴う人員整理を進めている点もコメントされた。
海外メディアBloombergは、そのパートナーがMicrosoft傘下のXboxであり、Xboxが同作の資金提供・パブリッシング契約から撤退したと報道。これに対しXboxは公式声明で、本件について否定はせず、投資先の選択を進めていると説明した。
Dear gaming community,
— IO Interactive (@IOInteractive) June 30, 2026
For a good while, it has been all positive news from IO Interactive. We remain humbled and honored by the response to our latest outing with a young, unproven Bond. A bold new story and a take on one of the most famous characters in entertainment, which…
『Project Fantasy』は、IOIが2023年に発表した新作オンライン・ファンタジーRPGだ。ゲームブックや、テーブルトークRPGで味わう一体感を原点とし、プレイヤーが世界を作り上げる体験を目指しているという。
BloombergはXboxに取材し、XboxがIOIと結んでいた『Project Fantasy』の開発資金の提供とパブリッシングに関する契約から撤退したと報道。取材に対し、Xboxの広報担当者は「投資先を改めて見直し、最も優先度の高い領域に注力しています」とコメントした。
また、同担当者は「ゲームへの投資全体を減らしているわけではありません」とし、「コンテンツへの投資額は昨年とほぼ同額を見込んでいます。変更されるのは、どこに投資するか、そしてどのような種類のプロジェクトを支援するかという点です」と言及。今後の動向に、注目が集まる。
一方で、IOIは『Project Fantasy』の開発自体は続ける構えだ。公式Xの声明では「『Project Fantasy』は、私たちが心から愛し、今もこれからも100%コミットし続けるゲームであり、世界であり、IPです。この素晴らしい世界は、必ず日の目を見ます」と述べている。
なお、Xboxは2026年6月10日に公開した全社員向けのメッセージで、「より強いXboxのために、事業をリセットする」と表明し、「今後5年間の投資の優先順位を見直す必要がある」と述べていた。
今月に入り、大手海外メディアが複数のスタジオ閉鎖やレイオフなど未確認の情報を報じている状況となっており、続報に注目が集まっている。
