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レトルト「本当にのめり込んでプレイした作品」『トワイライトシンドローム』【ホラゲレビュー百物語】

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画像は【ニコニコ動画】心霊スポットめぐりの旅【トワイライトシンドローム実況】part1より
画像は【ニコニコ動画】心霊スポットめぐりの旅【トワイライトシンドローム実況】part1より

【ゲーム概要】
 心霊現象に関する噂の真偽を確かめるため、女子高校生を操作して横スクロール型のフィールドを探検するアドベンチャーゲーム。シナリオは分岐型になっており、探索中に取った行動によって結末が大吉中吉3つに変化する。

レトルトのひとことレビュー

 このゲームは、「隠れた名作」という感じがあります。僕は自分で実況しながらプレイしたのですが、「ああ、実況なんていらないな」と思ってしまいました。なんかワーワー騒いだりすると、このゲームの雰囲気が崩れてしまうんです。いちプレイヤーとして、本当にのめり込んでプレイしてしまった作品です。

 まず、独特のゲームシステムが面白いんですよ。物語としては、ホラー好きの女の子たちが噂をささやかれている場所に行って、『ファイナルファイト』みたいな横スクロールの画面をうろうろしながら確かめていくんです。でも、この動き方そのものがまずホラーゲームとして独特で、他に見たことがない。あと、言葉の使い方もじんわりと怖さがあって、不思議な雰囲気があるんですよね。

 ホラーとしては幽霊のネタが多いのですが、原因を探ると「ああ、人間ってひどいな」と思う内容だったりする。そういう部分が超良ゲーだと思います。真相として出てくるオチも色々あるんですよ。本当に怖い話の場合もあれば、何でもないことだったりもする。でもそこがすごく好きだし、プレイしていると女子高生3人の個性も見えてくる。続編もあるから、ファンの人は多いんでしょうね。

(動画投稿:レトルトさん)

プロフィール
 ゲーム実況者。フリーゲームの実況に定評がある。基本的にはのんびりプレイで、オカルトホラーやホラーゲームに耐性があり、1人だけで夜暗い部屋でのプレイができる鋼の心の持ち主。名前の由来は、『メダロット』シリーズの“怪盗レトルト”から。

トワイライトシンドローム 探索編

発売年月日開発元/発売元プラットフォーム
1996年3月22日ヒューマンPlayStation
特記事項
PlayStation版(1996年※『トワイライトシンドローム 究明編』、1999年※『TWILIGHT SYNDROME Special』、2000年※『トワイライトシンドローム 再会』)、ニンテンドーDS版(2008年※『トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説』)あり

(C)HUMAN 1996


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