『FF15』ディレクター田畑氏が10月31日をもってスクエニを退社。アーデン編以外の追加エピソードは制作中止、会社リソースは新作へ

 スクウェア・エニックスは、11月8日に配信した「FINAL FANTASY XV 特別番組 -Special Program」にて、『ファイナルファンタジーXV』(以下、FF15)に関して一部の追加エピソードを制作中止、変更にすると発表した。ディレクターの田畑端氏が、同社を10月いっぱいで退社したことも明らかにされている。

 『FF15』グローバルブランドディレクターの大藤昭夫氏は、会社が重要な変更をおこなった結果、プロジェクトの見直しをかけることになったと報告。アラネア編、ルナフレーナ編、ノクティス編が開発中止になり、一方でアーデン編の制作は2019年3月を目指し開発が続行されることが明らかにされた。

 会社の方針変更について大藤氏は、『FF15』の現在の開発はスクエニの開発会社ルミナスプロダクションズが続けているとコメント。同社の設立コンセプトにもある「トリプルAタイトル」をいち早く届けるため、会社のリソースの再編成が行われたことが、今回の制作方針の変更につながったという。4つのうち3つのDLCが開発中止となったことについて、「非常に残念なこと」と大藤氏は言葉を重ねた。

 なお昨日公開された決算報告においてスクエニは、「当四半期において、当社完全子会社である株式会社 Luminous Productions について、事業方針の抜本的見直しを行い、同社の強みを活かせる大規模高品質ゲームの開発への集中を進めることとしました。これにより、同社で開発中であったゲームタイトルに係るコンテンツ制作勘定の処分、無形資産の減損損失等 3,733 百万円を、特別損失として計上いたしました。」と伝えていた。

(画像はYouTube | FINAL FANTASY XV 特別番組 -Special Programより)

 また大藤氏は、同作のディレクターである田畑氏が10月31日付けでスクエニおよびルミナスプロダクションズを退社したと発表した。田畑氏本人は生放送には登壇せず手紙での報告となった。

 手紙のなかで田畑氏は、次の挑戦としてどうしても実現させたい仕事があり、そのために現在の場所を離れて新しい挑戦に向けみずから事業を立ち上げると、退社の理由を伝えている。また、スクエニとルミナスプロダクションズを応援していくとしつつ、ファンに感謝の意を示した。

(画像はYouTube | FINAL FANTASY XV 特別番組 -Special Programより)
(画像はYouTube | FINAL FANTASY XV 特別番組 -Special Programより)
(画像はYouTube | FINAL FANTASY XV 特別番組 -Special Programより)

 今回の配信ではこの発表に続き、「エピソード アーデン」のティーザー映像が初公開。また、ゲーム本編の前日譚となるアニメーション作品「FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN – PROLOGUE」が制作中であること、スタンドアローン版『Comrades』や『FF14』とのコラボレーション作品についてなど、さまざまな展開や調整、コラボレーションが今後も続くことが強調された。

【UPDATE 2018/11/8 14:00】 記事タイトル、本文の誤字・脱字を修正しました。また、一部文章を加筆いたしました。

文/ishigenn

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