スクウェア・エニックスの人気RPG『ドラッグオンドラグーン』シリーズや『ニーア レプリカント』『ニーア ゲシュタルト』の系譜を引き継ぐ最新作『ニーア オートマタ』が2月23日に発売された。
同作の発売に合わせ、電ファミでは応援企画として、「『ニーア』シリーズの楽曲を聞きながら、『ニーア オートマタ』の発売日を待つ生放送」を21日22時から発売日となる23日の0時まで実施。そのタイトル通り、『ニーア レプリカント』『ニーア ゲシュタルト』、そして発売直前となる『ニーア オートマタ』から厳選した楽曲をおよそ26時間に渡って放送し続け、累計でなんと15万人もの来場があった。
放送中の22日19時〜20時過ぎにかけては、『ニーア オートマタ』のプロデューサーである齊藤陽介氏が運営コメントにて降臨。発売を心待ちにしている多くのファンと直接やり取りがなされ、番組が大いに盛り上がった。今回は、その様子の一部を抜粋してお届けしよう。
「ニーア」シリーズの楽曲を聞きながら、「ニーア オートマタ」の発売日を待つ生放送 | |||
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配信チャンネル | 電ファミニコゲーマーチャンネル | ||
配信日時 | 2017/2/21 22:00〜 | ||
備考 | タイムシフト視聴可能(2017/2/23現在) |
<以下、番組の一部を書き起こしたものを、そのまま掲載しています>
来場者の半分が発売を裸で待機!? 『ニーア オートマタ』への期待値がうかがえるアンケート!
最近人気の某けものアニメのフレーズで登場した齊藤氏。早速ニコニコ生放送のアンケート機能を使い、来場された皆さんの『ニーア オートマタ』への期待度をチェック。
この最初の質問には、ほぼ半分の回答者が「Yes」と反応。
シリーズのプレイ経験に関するこちらの質問でも、ほぼ半数が「プレイ経験あり」と回答。2月18日に電撃オンラインによる公式生放送で『ニーア レプリカント』の実況プレイが行われたこともあってか、「動画をみた」と回答する視聴者も3割近く存在した。
ニーアフレンズはドMフレンズ!? やり込みプレイヤー多数降臨!
続いては『ニーア レプリカント』および『ニーア ゲシュタルト』をプレイした経験のある視聴者を対象としたアンケート。
前作『ニーア レプリカント』『ニーア ゲシュタルト』には4種類のエンディングが存在し、最後のエンディングであるDエンディングまでを見るには複数回の周回プレイとやり込みが必須。相当な時間を要することになるが、プレイ経験のある視聴者のうち、なんと8割近くが最後のエンディングであるDエンディングにたどり着いたと回答。これには齊藤氏も「ドMフレンズか!」とツッコミ。多くのプレイヤーが同作の魅力に取り憑かれてしまっていることを証明した。
主人公のニーアは何番手? 前作メインキャラクター人気アンケート!
齊藤氏による前作をプレイした視聴者へのアンケート第二弾はメインキャラクターの人気投票。生放送のアンケート機能で最大となる9択を使用し、8人のメインキャラクターとその他の計9つの選択肢を用意。はたして一番は……?
その結果、3割近い人気を得てトップとなったのは、前作におけるヒロインの一人・カイネ。主人公のニーアは4番手と、やや順位が伸び悩んだことに対しては齊藤氏もこのツッコミ。
最大の魅力はお尻!?『ニーア オートマタ』で気になるキャラクターは誰?
ここからは最新作『ニーア オートマタ』についてのアンケート。まずは先ほどと同様に9択を使用して、発売直前となる現時点で最も気になっているキャラクターについてたずねた結果は……?
発売直前で情報が少ないこともあってか、今度は主人公であるヨルハ二号B型(2B)が4割近い支持を得て1位に。2位のヨルハA型二号(A2)、3位のヨルハ九号S型(9S)も合わせて、物語のメインになることが予想されるヨルハ部隊のキャラクターたちに票が集中するという結果に。
この結果を受けて齊藤氏は、この3人をはじめとしたメインキャラクターのデザイナーである吉田明彦氏の魅力について力説。発売後にこの人気の分布がどのように変化するのかも楽しみだ。
体験版「DEMO120161128」のプレイ率は? 製品版における重要な情報も飛び出した難易度アンケート
続いては『ニーア オートマタ』の爽快なアクションに触れられる体験版「DEMO120161128」についての設問。まずプレイ率についてたずねたところ、およそ7割の視聴者が「プレイした」と回答。そこで今度は4段階選択できる難易度についてのアンケートが行われた。
半分以上のプレイヤーは4段階中2番目に簡単な「ノーマル」でクリアしたとのこと。また最も簡単な「イージー」と、最も難しい「ベリーハード」でクリアしたプレイヤー数がほぼ同じという点からも、アクションゲーム初級者から上級者まで広い層がプレイしたことをうかがわせる。
その点を踏まえて、齊藤氏からはゲームの難易度によって取得できるトロフィーに違いはないことが発表され、アクションゲームの腕前に自信がないプレイヤーにも安心して遊んで欲しい旨が伝えられた。
『ニーア オートマタ』で最も楽しみな点は? シナリオ、音楽、それとも……?
続いてのアンケートは『ニーア オートマタ』で一番楽しみにしている点について。ストーリーやキャラクター、音楽といった部分から、プラチナゲームズが手がける爽快なアクションまで、魅力的な部分は多数あるが、その結果は……。
半数以上の視聴者がストーリーと回答。前作でも多くの反響を呼んだ衝撃的なストーリー展開に今作でも期待するプレイヤーは多いようだ。その一方で「2Bの鑑賞」と答えた紳士的な視聴者もかなりいたことは、先ほどの気になるキャラクターについてのアンケートと合わせて見ると興味深い。
ある意味絶大な信頼? ヨコオタロウ氏の支持率は97%!?
本作のディレクターを務めているヨコオタロウ氏は、今回の『ニーア オートマタ』がハッピーエンドとなることを公言していた。そこで齊藤氏は「ハッピーエンドらしいけど信じられる?」との設問でアンケートを実施。しかし、氏の代表作である『ドラッグオンドラグーン』シリーズや前作『ニーア ゲシュタルト』『ニーア レプリカント』といったタイトルの前科(?)からかまったく信用されておらず、なんと8割もの視聴者が「そんなわけあるか」と回答するという結果に。これには齊藤氏も……。
そして今度は、そんな非常にクセの強い作風が特徴のヨコオ氏への好感度をアンケートするという暴挙(?)に。その結果は……。
結果、なんと「嫌い」がわずか3.2%という結果になり、氏の独特の作風が多くのファンに支持を受けていることが証明された。
発売前最後のミッション!
齊藤氏が生放送に降臨してから、あっという間に時間が過ぎ、最後のアンケートが行われた。その内容は……?
最後のアンケートは翌日発売予定の『ニーア オートマタ』を購入するかどうかについて。この生放送を見に来た視聴者ならばほとんどが「買う」と回答すると思われていたが……?
結果、まだ17.4%もの視聴者が購入を「検討中」との回答が。そこで齊藤氏は「買う」と答えた視聴者への、発売前最後のミッションとして、「検討中」の方を口説き落とすように依頼。
こうして、あっという間の1時間が過ぎ、生放送を通じての齊藤氏と視聴者の交流タイムは終了した。
というわけで、生放送の様子をお伝えするのはここまで。今回の生放送が、読者の方が『ニーア オートマタ』を知る&触れるきっかけとなればと思うしだいだ。