2025年8月22日に全国で公開予定の映画『大長編 タローマン 万博大爆発』の予告編が6月20日に解禁された。
また、1970年に開催された昭和の大阪万博、そして今年の2025年に開催されている令和の大阪万博、両博覧会の繋がりを想起させるポスターも同時に解禁されている。
映画の原作となるのは、1970年代に放送された(とされる)『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(以下、タローマン)。題号やビジュアルからもわかる通り、著名な芸術家・岡本太郎の作品や言葉をモチーフにした特撮ヒーロー番組だ。
長らく正式な視聴手段が失われていた(とされる)番組だったが、現存していた(とされる)フィルムをかき集めてNHK Eテレが再放送を2022年に発表。「なんだこれは!」と言いたくなる、でたらめな内容と物語がジワジワと口コミで広がり、SNSでもトレンド上位に入るほどの人気を集めた。
タローマンの現存するフィルムをかき集めての再放送。今回は10話のみの放映でしたが、僕が子供の頃に感じた「なんだこれは!」という気持ちを皆さんと共有できたのなら、これほどディレクター冥利に尽きることはありません。
— 藤井亮 @8.22劇場版タローマン公開です (@ryofujii2000) July 29, 2022
本日最終回、どうぞよろしくお願いします。#TAROMANと私 https://t.co/ep1HUpBfHu
好評を博した本作は、令和にも関わらず二次展開が活発になり、未発掘(とされる)エピソードも含めた「全30話のあらすじ」などを掲載するオフィシャルファンブックが新しく発売されている。また、新たに発掘された(とされる)幻のエピソードを新規に放送するといった展開も盛り上がりを見せた。小島秀夫氏といった著名人も本作に感化されたという投稿を残しており、その広がりは止まることを知らない。
本作に登場する奇獣(特撮における怪獣のような存在)は、岡本太郎の作品をモチーフにしている。70年代の番組とされているわりには、80年代以降の岡本太郎の作品をモチーフにしている奇獣も存在し、時間を超越したような不思議な番組ではあるものの、そういった魅力が令和に生きる多くの視聴者の心に刺さったのかもしれない。
そんな『タローマン』が銀幕で大あばれする映画『大長編 タローマン 万博大爆発』の舞台は、昭和の子どもたちが目を輝かせ、心を躍らせた「昭和100年」…つまり、2025年である。映画のあらすじは以下の通り。
時は1970年。
万博開催に日本がわきたっていたその時、2025年の未来から
万博を消滅させるためにやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかる!でたらめな奇獣に対抗するには、でたらめな力が必要。
しかし、未来の世界は秩序と常識に満ち溢れ、
でたらめな力は絶滅寸前になっていた。CBG(地球防衛軍)は万博を守るため、
タローマンと共に未来へと向かう!
予告編で確認できるのは、まるで最新技術のような映像で表現された、幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する未来都市。『タローマン』が初放送された(とされる)当時の70年代に想像されていた夢と希望に満ち溢れたワクワクの未来世界だ。
おなじみのキャラクターだけではなく、これまでに現存している(とされる)映像では姿が確認できなかった幻の奇獣らも続々登場。未来から来た機械人類の戦士・エラン、原始の奇獣・縄文人、地底に潜むいのりの巨人・地底の太陽、莫大なエネルギーを持ちながら封印されている恐ろしい奇獣・明日の神話などの姿が確認できる。
ガンダム、プリキュア、ウルトラマンなど、これまでもヒストリアの名のつく番組が制作されてきましたが、そこに #タローマン が並ぶことを、どう言葉にしていいかわかりません
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) November 30, 2022
今回の放送尺は10分#タローマンヒストリア
12/3(土)午後4:20~[総合]
この週末は他の関連番組もhttps://t.co/10s6kC7JLF pic.twitter.com/zAVxyP2QDo
また、予告編にはあの水差し男爵の姿も。作品の製作史を1本の番組にした『タローマンヒストリア』にて実施された「タローマン総選挙の中間発表」で堂々の1位を飾った大人気キャラクターであり、動く姿がついに見れるのは感涙ものだ。しかし、水差し男爵の知名度を上げた「タローマン総選挙」自体が開催された記録が残っていないため、その存在を不思議に思うファンも少なくはない。
『タローマン』の魅力をふんだんに詰めた予告編、そして映像内で表現されている映画自体は本当に上映される。“昭和100年”ともされる2025年、8月22日の公開を待とう。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
「大長編タローマン万博大爆発」予告編&ポスター解禁!
「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎(日本を代表する芸術)×特撮(日本を代表するエンタメ)の組み合わせが話題よんだ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」。1話5分のNHK Eテレの深夜枠での放送から口コミが拡がり、放送されるたびに【Xのトレンド1位】を獲得。続編の制作や関連書籍が増刷を重ね、関連イベントも盛況ぶりをみせるなど話題性もさることながら、第49回放送文化基金賞のエンターテインメント部門で優秀賞を受賞、藤井亮が脚本・演出賞を受賞するなど高い評価も獲得しています!
先日『大長編タローマン万博大爆発』として映画化および8/22(金)の全国公開の発表をすると、即日、SNS上では期待と興奮、そして渦巻く驚嘆の声をもって瞬く間に話題となり「X」でトレンド1位を獲得。
○4/24 【Xトレンド】 1位「タローマン」、9位「万博大爆発」
【Yahoo!検索ランキング】 2位「タローマン」、3位「岡本太郎」 【Yahoo!検索ランキング】1位「タローマン」
後日、山口一郎さんの出演を発表すると「タローマン大好きだからとんでもなく嬉しい…さらに山口一郎…はあ最高」「令和のタローマンには山口一郎がいないとな」など待望の声が続出、Yahoo!検索ランキングでは「山口一郎」が4位、Xでも音楽のトレンドにピックアップされました。
○5/31 【Yahoo!検索ランキング】4位「山口一郎」 【Xトレンド】音楽のトレンド入り「山口一郎」
6月、CBG隊員証型ムビチケカード「ベンダブルアクションフィギュアブラックタローマン」付ムビチケカードのオンライン販売情報を発表するとYahoo!検索ランキングで「ブラックタローマン」が7位、「大長編タローマン万博大爆発」が8位に急上昇、Xのトレンドでも9位に「ブラックタローマン」がランクイン。
○6/16 【Yahoo!検索ランキング】 7位「ブラックタローマン」、8位「大長編タローマン万博大爆発」
【Xトレンド】日本のトレンド9位「ブラックタローマン」
6/20(金)正午のこのプレミアム・ムビチケ発売を控え「映画館でタローマン見たいに決まってんだろ!!」「劇場版タローマンはエキスポシティの109シネマズで観るのがオツかもしれん」などの声が多数あがりさらなる盛り上がり、まさにブームアップを見せています。
今回到着した予告編は30秒、60秒の2種類。大長編で初登場となる新キャラも続々登場し、驚愕の展開になっています!
大長編の舞台は1970年。そして2025年へ。
時代を超えて、さらなるでたらめを繰り広げる物語に!ただし・・・現在の2025年ではなく「1970年代頃に想像されていた未来像」としての2025年【昭和100年】が舞台!昭和の子どもたちが目を輝かせ、心を躍らせた、あの頃に思い描いていたワクワクとした未来に暗雲が立ち込める…。
おなじみCBG(地球ぼうえい軍)は味方の未来人と協力し、万博をまもるため未来へ向かう。
べらぼうで、でたらめな巨人タローマンはいかにして地球を守るのか!?
予告編には大長編で初登場となる未来から来た機械人類の戦士「エラン」や、地底に潜むいのりの巨人「地底の太陽」、予告編でお披露目となるばくだいなエネルギーをもち、封印されている恐ろしい奇獣「明日の神話」の姿も続々登場!また紳士的な振る舞いで、良いところに現れては水を差していく奇獣「水差し男爵」やいやったらしい泥からつくられた、原始の奇獣「縄文人」などの人気キャラクターや、画面せましと躍動する奇獣たちの姿も確認できるべらぼうな予告編に仕上がっています。
併せて解禁となる徹底したレトロ調のポスターにもキャラクターが勢ぞろい!6/20(金)以降劇場等での掲出を予定しております。
①きみも隊員になろう!CBG隊員証型ムビチケカード発売決定!思わずみんなに自慢したくなる、かっこいいデザインだ!
金額:一般1,600円(税込)/小人900円(税込)
※デザインは一般・小人ともに共通
購入方法:以下アドレスより6月20日(金)正午発売開始!
【メイジャー】
https://www.major-j.com/cinema_group.php?id=M17107716002
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M67444290433
【MOVIE WALKER STORE】
https://store.moviewalker.jp/item/lineup/taroman/?ref=official
https://store.moviewalker.jp/item/detail/1844/?ref=official
【MOVIE WALKER STORE/オンライン券】
https://store.moviewalker.jp/item/detail/1844?ref=official
上映劇場ほかにて販売
②激レア!「ベンダブルアクションフィギュアブラックタローマン」付ムビチケカード発売!
- ※画像はイメージです
なんだこれは!! 黒いタローマン現る!
謎の黒い巨人が、ついに劇場の闇に姿を現す!
70年代特撮の空気感と現代的解釈が融合した、タローマンの世界が大スクリーンで爆発!
「ベンダブルアクションフィギュアブラックタローマン」
ワイヤー内蔵で自在に曲がるベンダブル(クネクネ)仕様。
自由自在にでたらめなポージングが可能。塗装はメタリック調の美しいカラーリングでブラックタローマンの存在感を際立たせます。静かに、しかし確実に迫るその姿を、あなたの手のひらにダークな魅力を放つブラックタローマンは、タローマンファン必携の逸品!
商品名:ベンダブルアクションフィギュアブラックタローマン
サイズ:全高約165mm
素材:PVC・鉄
原型制作:吉良かずや
造形企画制作:海洋堂高知/南国堂
数量限定・なくなり次第終了 詳細は販売ページよりご確認ください
金額:5,500円(税込)
購入方法:以下アドレスより6月20日(金)正午発売開始!
【メイジャー】
https://www.major-j.com/cinema_group.php?id=M17107716002
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M17107716002
【MOVIE WALKER STORE】
https://store.moviewalker.jp/item/lineup/taroman/?ref=official
https://store.moviewalker.jp/item/detail/1845/?ref=official
※山口一郎さん告知動画アドレス
https://youtube.com/shorts/xz_ZX2hKBUE?feature=share
『大長編タローマン万博大爆発』
ようこそ!昭和100年の世界へ‼︎
「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと
岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎×特撮(日本を代表する芸術×エンターテインメント)の組み合わせが話題をよんだ『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』。
1話5分の物語が大長編となって、この夏スクリーンで大あばれ!
物語の舞台は1970年。そしてさらに、2025年へ。
時代を超えて、さらなるでたらめを繰り広げる物語に!
ただし…現在の2025年ではなく
「1970年代頃に想像されていた未来像」としての2025年【昭和100年】が舞台!
幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する未来都市。
昭和のこどもたちが目を輝かせ、心を躍らせた、あの頃に思い描いていたワクワクとした未来。
夢と希望に満ち溢れたあの頃の未来の世界で、たたかえタローマン!
あらすじ
時は1970年。
万博開催に日本がわきたっていたその時、2025年の未来から
万博を消滅させるためにやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかる!
でたらめな奇獣に対抗するには、でたらめな力が必要。
しかし、未来の世界は秩序と常識に満ち溢れ、
でたらめな力は絶滅寸前になっていた。
CBG(地球防衛軍)は万博を守るため、
タローマンと共に未来へと向かう!
●監督プロフィール
藤井亮
1979年生まれ。愛知県出身。武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン科卒。
細部まで作り込まれた”でたらめでくだらない映像”で数々の話題作、受賞作を生み出してきた。今作でも、監督・脚本だけでなく、アニメーションやキャラクターデザイン、背景制作など多くのパートを担い、独自の世界を構築している。
作品情報
出演
タローマン
太陽の塔 地底の太陽 水差し男爵 縄文人 明日の神話
/解説:山口一郎(サカナクション)
監督・脚本:藤井亮
企画・プロデュース:竹迫雄也 プロデューサー:加藤満喜 桝本孝浩 倉森京子 柳本喜久晴 佐野晴香 撮影:藤本雅也 照明:東岡允 美術:伊藤祐太 録音:辻元良 衣裳・ヘアメイク:浅井可菜 編集:奥本宏幸 VFX:安田勇真 妻谷颯真 ポスプロコーディネーター:のびしろラボ 音楽:林彰人 監督補:佐野晴香 制作担当:富田綾子 宣伝プロデューサー:山澤立樹
製作:『大長編タローマン万博大爆発』製作委員会 制作プロダクション:NHKエデュケーショナル 豪勢スタジオ 配給:アスミック・エース 協力:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 協賛:キタンクラブ 三井住友海上 アルインコ 日本建設工業
【HP】taroman-movie.asmik-ace.co.jp 【X】@eiga_taroman
Ⓒ2025『大長編タローマン万博大爆発』製作委員会