とうとう開幕してしまったわけですね。
『ゼンレスゾーンゼロ』のver2.0が。
新たな舞台となる「衛非地区(えいひちく)」であったり、儀玄(イーシェン)の実装であったり……まあいろいろ盛りだくさんだとは思うのですが、正直遊び始める前まで、そこまで期待はしてなかったんです。
ただ、実際に遊び始めたら……いた!
「狛野真斗」くんが!!!
ありがとうHoYoverse!!!!
ということで、狛野くんを交えつつ、ver2.0で新登場した「実装してほしいキャラ」の話もしてみようと思う。好きなキャラ、意外といました。よろしくお願いします。
※この記事には『ゼンレスゾーンゼロ』ver2.0のネタバレが含まれています。未プレイの方は、お気をつけください。
※この記事は『ゼンレスゾーンゼロ』の魅力をもっと知ってもらいたいHoYoverseさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
狛野真斗くん……とは?

……と、いきなり言われても、正直なんのこっちゃな人も多いと思う。
まだver2.0に到達していなかったり、途中でストーリーが止まっている人からすると、「え、こんなヤツいるの?」ってくらいの存在なのではないか。
まず、「狛野真斗とは」について、説明しよう。
ver2.0でいきなり出てきたガタイのいいシリオン。以上。
現状、それ以上もそれ以下もない。
いや、さすがにそれ以上はあるか!?
とにかく、大して予告も告知もされていなかったのに、いきなりメインストーリー中に出てきたキャラクターなのだ。一応、予告PVでは後ろ姿だけ出ていた……らしい。
すごい、なんか……いきなりムチムチな男が出てきた。
ただそれだけなのだが、まあ狛野真斗の話しかないでしょう。
流れとしては、メインストーリー中にいろいろ事件が起きて、その流れで狛野真斗の友人が傷ついてしまう。そんな事態にキレた(?)狛野くんが、ストーリーにフラっと登場する。
最初はリンのことを敵だと思ってブチギレてたけど、話してみたら意外といい子だった。顔は怖いけど、いい子だった。そこからなし崩し的に仲良くなって、ちょっとした協力関係に発展していく。もうおいしいポジションだと思う。どう転んでもおいしい。
なんか、個人的には狛野くんからは「リンちゃん」呼びで、リンからは「狛野くん」呼びなのが本当にいいと思う。こんなにデカい男が、君付けで呼ばれてるのが本当にいい。後輩扱いされとる。でも狛野くん、本当に学生らしいですよ。こんな学生がいてたまるか。
私的には、セスに対してはアキラがいいんだけど、狛野くんに対してはリンがいい。いやどっちもあっていいと思う。どっちもいいと思うけど、個人的にはその並びがいい。ガチで好みの話じゃん!?
どのへんが好きかって言ったら……
まあ、「見た目」かな。
ガタイもいいし、声もいいし、儀玄くらいデカいし、儀玄くらいデカいし……とにかく、ver2.0は狛野真斗推しですかね。
とか言いながら、このキャラまだ実装されるかわかんないんですよ。
出たよ、ゼンゼロあるある。NPCもモデリング頑張ってるから、どこからどこまでが実装予定のキャラで、どこからどこまでがNPCなのかわかんないヤツ。
前も「プルクラ実装してほしいですねハハハ、まあ中ボスだから実装されるわけないんだけど」とかほざいてたら、普通にプルクラ実装されたし。
狛野真斗…………どっちだ?
いや、でもさすがに来るでしょう。
このビジュで実装されないことないでしょう。
たぶん声優さんも興t……有名な人だし。
ということで、ウチは狛野くん実装に全ベットです。

実装キャラなのかNPCなのか問題
舞台が六分街から「衛非地区」に移ったことで、街に登場するNPCなんかもガラッと一新。
そこで、またしても「これは実装キャラなのかNPCなのかわからない問題」が多発している。いや、お店の店員とかやってる子がほとんどなので、大体はNPCなのだと思う。でもわからない。プルクラが実装キャラに選ばれるゲームなんだぞ。どこから奇襲があるのかわかったもんじゃないだろ。
ということで、衛非地区のお気に入りNPCについて書きます。
まあ、みんなそうかもしれないけど……やっぱり飲茶仙の「紅豆」ちゃんではないでしょうか。

噓みたいだろ?
これでただの店番なんだぜ……?
正直、「こいつがver2.0の新実装キャラだ!」と言われて出てきても、別に遜色ないと思う。かわいすぎる。むしろ、この子を店番だけで終わらせるのはさすがにもったいなくないか? この子のモデリングにかかったリソースを回収しきれているのだろうか?
読者のみなさんには、ついさっきの「狛野真斗が本当に実装されるのかギリギリわからない問題」の真意をそろそろ理解していただけているのではないか。逆を言えば、狛野くんくらい気合の入ったデザインでも、本当にプレイアブルじゃない可能性があるということだ。紅豆ちゃん一般店員なんだよ!?
こんなこと言って、普通に紅豆ちゃんプレイアブル化したらお笑いですけどね。
本当にあるかもしれないですよ。だってプルクラ実装されたし。
突然だけど、どうでもいい話をしよう。
私は最近、ちょいちょい仕事で中国(上海)に行くことがある。
主にHoYoverseのせいで。
ウソ、「HoYoverse様のおかげで」ね♥
そして、何度かあっちで食事をしていて思ったのだけど……やっぱり中国は「お茶文化」の国なんですよね。そもそもお茶の発祥が中国(と言われている)らしいから、当たり前っちゃ当たり前なのですが。とにかく、デフォの飲み物で「温かいお茶」が出てきたりする。
だから、かなり中国をモチーフにしているであろう衛非地区の「飲茶仙」も、お茶屋さんでありながら大人気という。日本人的には「え、お茶のお店?」とピンと来ないかもしれないけど、モチーフ的なものを考えると必然ではある。なんだか、「文化」を感じます。
ちなみに、明確に「お茶屋」かと言われると怪しいのだけど、中国で展開されている「CHAGEE」というお店のミルクティーが異常においしいので、もし中国に行く予定のある方がいれば、ぜひ飲んでみてほしい。あれ、はやく日本にも来てほしい。気になる人は店名で検索。
…………なんの話してたんだっけ?
そうだ、好きなNPCの話。
あともうひとり、衛非地区のペットショップにいる「ケアン」という子。サイコガンダムとか乗ってそう。これってなんのシリオンなの? 犬?
しかし「幼ケモ」って……キャッチャーミットの広さは随一だぜ。
正直、この子も実装されてもおかしくない気合の入りようだと思う。普通に星4エージェントとかで来るのでは? この子がペットショップの店員だけって……費用対効果が見合ってないんじゃないか?
ちなみに、よく見ると胸元のお名前プレートみたいなところに「非卖(非売)」と書かれています。ケアンちゃんは売り物じゃないらしいです。
あと、「ダミアン」ですね。
こいつ、かなりいいキャラしてません?
「ゼンレスゾーンゼロは大企業と戦いがち」というイメージを逆手に取ったようなキャラというか、「あ、今回の悪役ってワケですね」と思ったら、別にそういうわけでもないっていう。ただ、「実は善人で……」みたいな感じでもない。あくまでポーセルメックスのために動いている。
ダミアン、好きだな……。
狛野くんほどではないけど、こういうヤツがいると話が引き締まる。
なんかここだけで登場するにはあまりに惜しいキャラだと思うので、次回以降も出てこないかなとか思ってたら……どうやらこの人もPVで先に登場してたっぽい。え、あれダミアンだったの? マジで?

あと、雲嶽山の「葉釈淵」もそうですね。
この人、「実装してほしいか」と言われると怪しいんだけど……雲嶽山のなかでひとりだけNPC状態なので、さすがにこのまま放置されることはないんじゃないかという気がする。あと裏切りそうだし。
だって、裏切る見た目してるもん。
ver2.0~のラスボス、この人なんじゃないですか?
このまま終わるわけなくない?
「運命」とか「代価」とか重すぎます、もう少し楽しい話をしませんか
儀玄のアニメ、まあ相変わらずハードな内容だと思うんですが……ちょっと個人的な話をさせてください。このPVが公開されたとき、私は『崩壊:スターレイル』のメインストーリーを進めていたんです。
で、いまのスタレってストーリーがとんでもないことになってるんですよ。
具体的になにがどうとんでもないことになってるのかを説明しようとすると日が暮れるので割愛するけど……とにかく大変なことになってるんです。
そして、そこそこ落ち込んだ翌日に儀玄のアニメを見て、余計にダメージを受けるっていう。なんか両方から殴られてるんだけど? そんなに俺を落ち込ませたいか?
儀玄って、星見雅と対になるように描かれてるのが面白いですよね。
「虚狩り」として最強の名を欲しいままにしている雅と、それに匹敵する実力を持った「宗主」の儀玄。純粋な「強さ」の面でも二大巨頭のようになっているふたりだけど、実際キャラクターのバックボーンも対になるような感じで描かれている。
旧都陥落を経て、「妖刀」を手にすることで、絶対的な力を得た雅。
一方、旧都陥落の際に「青溟剣」の代償によって姉を奪われ、その力を手放した儀玄。
要するに、「刀を手にした方(雅)」と「刀を手放した方(儀玄)」ってことなんじゃないかと。
『ゼンレスゾーンゼロ』に出てくるキャラは、結構「旧都陥落によって、なにを失ったか」がコアになっていることが多いと思うのだけど……雅と儀玄はそこをベースにしつつ、かなりハッキリと対照的に描かれているキャラクターだとお思います。

で、メインストーリーでもちゃんとお姉ちゃん出てくるっていう。
最近流行りのストーリー中でもアニメ流すヤツ!!
まあ、でも……率直に「儀玄が死ななくてよかった」と思います。
よかった、ここはオンパロスじゃないんですね。
明らかに死にそうな流れてきたから安心しました。
いや、でもなんか「死にそうな流れ」があって怖い。
もう雰囲気でわかるんだよ、「いま死にそうな流れ作った?」って。
まだ完全に師匠の死亡フラグが払拭されていない気がする。
『ゼンレスゾーンゼロ』はそういう作風のゲームじゃないって信じてるけど、もうプレイアブルキャラクターが退場するところは見たくない。「運命」とか「代価」とか重すぎます、もう少し楽しい話をしませんか。『ゼンゼロ』のこと、信じてるからな!!