3月19日、株式会社スパイク・チュンソフトは、『ダンガンロンパ』シリーズや『超探偵事件簿 レインコード』、『不思議のダンジョン 風来のシレン』シリーズなどを対象とした「二次創作ガイドライン」を公開した。
本ガイドラインは、同社作品のファンが二次創作活動を安心して楽しめるように制定されたものである。二次創作の基本的な許諾範囲や、同人誌即売会などにおける趣味の範疇での作品頒布に関する具体的な条件などが発表されている。
【二次創作ガイドライン公開】
— スパイク・チュンソフト公式 (@spikechunsoft) March 19, 2026
二次創作を通じて当社作品への思いを表現いただけることに感謝と応援の気持ちを込め、
安心して創作活動に打ち込んでいただけますよう
二次創作ガイドラインを公開いたしました。
ガイドラインをご確認の上、今後もお楽しみください。https://t.co/8EvETN37XF pic.twitter.com/OGaSZ312sl
ガイドラインの対象となるタイトルは以下のとおり。なお、他のタイトルについても順次追加を検討するとのこと。
・『AI:ソムニウムファイル』シリーズ
・『喧嘩番長』シリーズ ※乙女シリーズ含む
・『コンセプション』シリーズ
・『侍道』シリーズ
・『ダンガンロンパ』シリーズ
・『ザンキゼロ』
・『超探偵事件簿 レインコード』
・『不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』
・『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
本ガイドラインではまず、二次創作を「対象タイトルに含まれる同社が独占的に知的財産権を有するキャラクターやシナリオ、画像などを基に、ユーザー自身の創造性やオリジナリティが加えられて表現された作品を制作すること」と定義している。
その上で、同社の企業ロゴや作品のロゴ、音声、楽曲、効果音といったコンテンツの使用や、そのままコピーやトレースを行うといった行為は禁止されている。また、営利目的での利用や、公式と詐称する行為、公序良俗に反する行為なども禁止事項として指定されている。
これらの定義を踏まえた上で、個人または法人格を持たない団体を対象に、非営利目的に限って二次創作を許諾する旨が明記された。許諾の対象は日本国内での創作や発表、流通に限定されており、二次創作の例としてイラスト、漫画、小説、コスプレ衣装や写真および動画、グッズ、立体作品などが挙げられている。
特にグッズや立体作品の頒布に関しては、明確な条件が定められた。直接頒布であること、1アイテムの製造数量の総累計数が100個以内であること、売上予定額が10万円以下であること、そして受注生産ではないことのすべてを満たす場合に限り特別に許諾される。
同社はガイドラインの遵守を求めるとともに、SNSなどの公の場でのネタバレ配慮など、他者への気遣いもあわせて求めている。
