『パルワールド』のカードゲームが出る……
そう聞いた時、多くの人の脳裏に浮かぶのはズバリ「どんなルールになるの?」という疑問なのではないでしょうか。
実際にゲーム内容を体験したうえでその疑問にお答えすると……本作は「可愛いパルたちに労働させつつ銃をぶっ放すカードゲーム」です。
って原作と同じじゃん!
総プレイヤー数4,000万人(※2026年7月10日時点)を突破したモンスター育成オープンワールドサバイバルクラフトゲーム『Palworld / パルワールド』をもとにしたカードゲームが、来る7月30日にブシロードより『パルワールド オフィシャルカードゲーム』として登場します。
育成やクラフトを楽しむ『パルワールド』のゲーム中で収集欲を満たしていくと同時に、現実に所持できるアイテムが欲しいと思ったプレイヤーも多いはず。本カードゲームは、ファンには嬉しい公式グッズ化という面も併せ持っています。
しかも、カードに収録されるイラストは全て新規描き下ろしイラストという気合の入りよう。カード化された多数のパルたちがあなたを待っています。
また、『パルワールド』に興味はあったけれどまだ未プレイといった人にも、その世界観とプレイ体験の入り口として触りやすいカードゲームにもなっています。
もちろん数多のカードで怒涛のコンボをキメたい、カードリストが三度の飯より好きというカードゲームヘビープレイヤーの期待も裏切りません。パルを建築物で働かせて武器製造、銃火器をブッぱなしつつ敵陣になだれこんで大ダメージ。そんな情け無用のプレイも可能。
隙を見せたら撃たれる。それくらいエキサイティングなオープンワールドサバイバルクラフトを体現したものが『パルワールド オフィシャルカードゲーム』なのです!
先に開催された「カードゲーム祭2026」でも注目度が高く、先行体験会にも多くの希望者が集まっていた本作を一足先に体験することができたので、その模様をお伝えしていきます。
※この記事は『パルワールド オフィシャルカードゲーム』の魅力をもっと知ってもらいたいブシロードさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
バトルあり建築ありの“原作再現”なゲームデザインが自由度高い。
詳細な遊び方の前に、先行体験会で筆者が感じたこのカードゲームの魅力をお伝えします。
それはズバリ、自由度の高さ。
原作の『パルワールド』には様々なパルの育成、そして戦闘・食材・建築と多くの要素があり、どれを優先するかはプレイヤーに委ねられているのですが、カードゲームになってもその要素は健在。
パル同士のバトルについては、カード下部に記載された戦闘力の数値が大きい方が勝つというわかりやすいものです。補助カード的な役割である「ギアカード」や「イベントカード」をうまく使えば、不利な状況からも逆転できるかもしれません。
「建築物カード」は「ベリー農園」や「武器製作台」など様々な種類がありますが、多くの「建築物カード」は拠点に出しただけではその真価を発揮しません。例えば「武器製作台」ならばパルを働かせる(『アサイン』する)ことで、相手のパルにダメージを与えつつ、自分のパルの打撃力を強化する攻撃的な拠点を構築できます。
重要なのは設備そのものではなく、それをどう活用するか。パルをせっせと「武器製作台」に向かわせては相手を蹴散らしていると、なんだかイケナイことをしている気分になりますが。
ひたすらバトルを仕掛けることも、せっせと建築物を増やすのも自由であり、それらの異なるスタイルを軸にしたデッキも戦法もおおいにアリでしょう。
パルは場に出したターンからすぐに行動できるのでスピーディに、かつスリリングなゲーム展開も味わえます。強いパルを置いて盤石な布陣だと安心していたら、相手の手札から連続でパルが出てきてライフを攻められるなんてことも起こります。
いかに盤面を整えるか、いつ攻めるのかといった戦局の読みあいが常に展開されるのです。
自由度が高いというコトは複雑で難しいのではと思われるかもしれませんが、カードゲームにおいて煩雑になりがちな要素はある程度排除されています。
具体的にはパルが受けたダメージはターン終了時にすべて回復、行動コストに必要なソウルは毎ターン安定して補給されるなど、自分のパルをどう行動させるかに集中できるゲームデザインになっています。
そしてもうひとつの特徴ですが、カードの質感が良いです。いやホント。若干厚みがあるのか、しっかりとした手ごたえがあるので、現物を収集できる醍醐味がしっかり味わえて満足感高し。
次はそんな『パルワールド オフィシャルカードゲーム』の、具体的なゲーム進行をみていきましょう。
ルールはオーソドックス……だけどパルを武器工房に『アサイン』したり、ライフルで敵を蹴散らしたりできる
ゲームはデッキを組んで戦うオーソドックスな対戦形式で進行。メインデッキ50枚にリソース源となるソウルデッキ10枚を1デッキとして構築します。

前述のようにリソース源となるソウルは毎ターン補給されていくので、ゲーム後半になるにつれて強力なカードが使用できることになります。
メインデッキの50枚も基本的に「パルカード」が中心となりそうですが、構築でもいろいろなことができそう。いずれ研究が進んで建築物デッキなんかが現れるかもしれませんね。
さて、デッキをシャッフルし、カードを配置したらいよいよゲームスタートです!

プレイヤーターンは5つのフェイズに分けて進行します。主な内訳は以下の通り。
- スタンドフェイズ
- ドローフェイズ
- ソウルフェイズ
- メインフェイズ
- エンドフェイズ
まずは、スタンドフェイズ。これは、自身の拠点にあるカードをすべてスタンドするフェイズ。
いわゆる準備フェイズです。アタックしたパルやレストしたソウルなど、前ターンまでに使用して横向きにしたカードやソウルを再度使用できるようになります。
それから、ドローフェイズに進んでカードを1枚引きます。先攻1ターン目はスキップされるルールなので、先攻・後攻のバランスをとるための調整がされています。
次は、ソウルフェイズ。ソウルデッキより、ソウルを2枚「ソウル置場」に出します。毎ターン2枚ずつ増え、最大10枚まで安定してソウルが供給されるので、何もできずにターンが終わるという不本意な展開にはなりにくい設計。
そしていよいよ、本ゲームの中心となるメインフェイズです。手札のカードをソウルを使ってコストを支払いプレイできるほか、拠点のカードの能力起動や、自身のパルで相手パルや建築物、プレイヤーにアタック。さらにソウルを3枚レスト(横置き)すると山札から1枚カードを引くことができます。
これらの行動を順不同で、リソースの続く限り、好きな順番で何度でも行えます(ソウルを3枚使ってのドローはターン1回のみ)。これがなかなか懐が深いルールで、アタックしたらターン終了とは限りません。
フルアタックしたとみせかけて余力を残して増援を出すとかもできるし、相手もそれを読んでクイックアイコン(特定のタイミングでプレイできるカード)を持つカードをプレイして返り討ちに、なんて読み合いも発生してアツいです。
そして、『パルワールド』の醍醐味であるクラフト要素も勝敗に影響する重要なものです。
本カードゲームでは、素材を使用して建築物を登場させたり、建築物にパルをアサインして働かせることで効果を発動することができるのです。
例えばこれは「ヒメウサ」を「武器製作台」に『アサイン』した後に「シングルショットライフル」を出し、そのライフルを抱えて「ツッパニャン」に襲い掛かろうとする「モコロン」を示した盤面。
前述していますが「武器製作台」はパルを『アサイン』することで任意のパルに800ダメージを与えられます。戦闘力200の「ヒメウサ」が効果によって戦闘力300の「ナエモチ」を討ち取るかたちになりました。
「ギアカード」である「シングルショットライフル」は、登場時に任意のパルに1500ダメージを与える効果で戦闘力900の「ササゾー」を倒します。さらに「シングルショットライフル」を使う(レストする)ことで「モコロン」の戦闘力を+200できるので、合計戦闘力が400と化した「モコロン」が相手の「ツッパニャン」を一方的に倒すことができました。
結果として3体並んでいた相手パルは全滅、盤面が制圧されます。ここは武器を携えた可愛いパル2体によって支配された世界。かわいい「ヒメウサ」と「モコロン」が銃を担いで笑っている姿が浮かぶようです。
ちなみに素材がある限り建築物の『アサイン』効果やギアのレスト効果はターンに1回使えます。もう平和だったあの頃には戻れません。この可愛さとエグさのギャップもまた原作再現ですね。
このように状況が整えば1ターンでいろいろできちゃうのが本作ですが、先のソウルフェイズの安定した仕様とあわさり、最低でも2ターン目には必ずなんらかの行動ができる設計となっています。カードゲームプレイヤーならば体験するいわゆる展開事故、デッキが回らず何もできず負ける事態に陥りにくいデザイン。これはうれしい。
続くエンドフェイズでは、お互いの拠点のパルや建築物が受けているダメージは0になります。ターン中に受けたダメージはターンをまたいで記録したり、おぼえている必要はありません。エンド処理後は相手ターンに移ります。ここのシンプルさは初心者に優しいですね。
このようにパルや建築物、武器が入り乱れるターンを繰り返し、先に相手のライフを0にしたプレイヤーが勝利となります!





