8月31日、株式会社SEGAは、『ファンタシースターユニバース(PSU)』20周年を記念して、当時の開発、運営に携わっていた酒井智史ディレクターからのメッセージと、水野暁一氏からのお祝いイラストを公開した。
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— PhantasyStarOnline2 (@sega_pso2) August 31, 2026
『#PSU』祝20周年🎉
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本日、『ファンタシースターユニバース』は
PlayStation®2版とWindows版の日本発売から20周年を迎えました✨… pic.twitter.com/zTB2vWSyrR
酒井ディレクターからのメッセージは以下の通りだ。
『PSU』20周年に寄せて
『PHANTASY STAR UNIVERSE』20周年、本当にありがとうございます。
2006年に発売された『PSU』は、私たち開発チームにとって、大きな挑戦の連続でした。
当時は、オンラインRPGとオフラインRPG、その両方を成立させようとしていました。まだ前例も少ない中で、ストーリーをしっかり描き、イベントシーンを作り込み、3つの惑星をまたにかけるスペースオペラとして、“ファンタシースター”の新しい未来を形にしようとしていました。
グラール太陽系の世界観を構築する中では、それぞれの惑星の文化や空気感を音楽でも表現したいと考え、ワルシャワやニューヨークまで赴いてオーケストラ録音を行いました。
声優の皆さんにも本当に熱演していただき、キャラクターたちに命が吹き込まれていく瞬間は、今でも忘れられません。
その一方で、当時の私たちにはまだ力不足な部分も多くありました。数々の不具合、運営面での課題、練り込み切れなかった仕様やバランス調整など、皆さんには多くのご不便やご迷惑をおかけしました。『PSO』のように、誰もが認める完成度に届いたかと言われれば、悔しさが残る部分もあります。
それでも、『PSU』で掲げた志そのものは、確かに次へ繋がっていったと感じています。『イルミナスの野望』での改善から、ネットワーク展開された『EP3 リュクロスの封印』、そして『ファンタシースターポータブル』シリーズでの大きな広がり。さらに『ファンタシースターZERO』でのシリーズの再構築を経て、『PSO2』の大きな成功へ至る流れの中で、『PSU』での経験は大きな礎のひとつだったのではないかと思っています。
だからこそ、この20周年は、単に一本の作品の節目ではなく、“ファンタシースター”というシリーズが未来へ続いていくため、皆さんと一緒に歩んだ20年だったと感じています。そして今回、20周年記念にあたり、当時キャラクターデザインを手掛けてくださった水野暁一さんのイラストを皆さんにお届けできることを、とても嬉しく思います。水野さんが描いてくださったキャラクターたちは、『PSU』という世界に鮮烈な個性と魅力を与えてくれました。時を経た今、再びイーサン・ウェーバーに出会えたことに、私自身も深い感慨があります。
あの時グラールで出会ったガーディアンズの仲間たち、シティで交わした会話、ミッションへ向かう高揚感。
その記憶が、皆さんの中に少しでも残っているなら、開発者としてこれ以上幸せなことはありません。20年間、本当にありがとうございました。
そしてこれからも、“ファンタシースター”シリーズを、どうかよろしくお願いいたします。『PHANTASY STAR UNIVERSE』 ディレクター(当時) 酒井 智史
『PSU』は、2006年にセガより発売されたオンライン対応のRPGだ。対応プラットフォームはWindows、PlayStation 2、Xbox 360で、2007年には続編となる『ファンタシースターユニバース イルミナスの野望』が発売、2012年にサービスを終了した。
同作は、2000年に発売されたネットワークRPG『ファンタシースターオンライン』と同じ、グラール太陽系を舞台とした世界設定を持つ。オフライン用の「ストーリーモード」と「エクストラモード」、そしてオンライン用の「ネットワークモード」3つのモードが用意されており、4種の種族と3つの職業の組み合わせによるキャラクタークリエイト機能が特徴的だった。
