高橋名人と谷渕弘氏がゲームへの想いと裏話を披露! 貴重なレトロゲームも遊べるゲーム開発者向けオフラインイベント「KONAMIアクション&シューティングゲームコンテスト・ミニキャンプ」に行ってきた

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 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、ゲーム企画・開発コンテスト「KONAMI アクション&シューティングゲームコンテスト」の特別企画として、「↑↑↓↓←→←→BA35周年記念 KONAMIアクション&シューティングゲームコンテスト・ミニキャンプ」を12月11日に東京・銀座にあるesports 銀座 schoolで開催した。

 「KONAMI アクション&シューティングゲームコンテスト」は、ファミコン版の『グラディウス』で採用された隠しコマンドの「↑↑↓↓←→←→BA」(通称コナミコマンド)が2021年4月に35周年を迎えたことを記念して、初のゲーム企画・開発コンテストとして行われているものだ。KONAMIの家庭用ゲームを題材に、「アクションゲーム」「シューティングゲーム」新しい企画・開発の募集が行われている。

 今回のイベントは、「集英社ゲームクリエイターズCAMP」登録者限定で事前に募集が行われた。会場内にはファミコンディスクシステムスーパーファミコンMSXの実機が用意され、先ほどのコンテストの対象作品の中から選定されたタイトルが実際に遊ぶことができるようになっていた。また、ゲーム開発者向けのUnityセミナーや、高橋名人と株式会社コナミデジタルエンタテインメント エグゼクティブディレクターの谷渕弘氏によるトークセッションも行われた。本稿では、その模様を一部抜粋してお届けする。

執筆・取材・撮影/高島おしゃむ


▲ファミコンをプレイしている様子を大勢で見守るという、懐かしい光景もあちこちで見られた。

KONAMIの名作ゲームを思う存分に堪能!

 会場内ではスムーズにゲームが遊べるように、概ね15分単位で区切られてゲームが遊べるようになっていた。受付には、それぞれの機種ごとに時間帯が書かれたチケットが並べられており、それを受け取ってゲームをプレイするといったスタイルだ。

 関係者の話によると、中でも人気が高かったのは、普段なかなか遊ぶ機会のないMSXだという。実際に間近でMSXを体験している人の様子を見ていたのだが、プレイすること自体もそうなのだが、実物を見たのも初めてだったようで、戸惑いながらもサポート受けながらゲームを楽しんでいた。

▲フロッピーディスクを挿入してゲームを起動するというのも、今となっては貴重な機会かもしれない。
▲ゲームをプレイする順番は、チケット制になっていた。

 KONAMIやハドソンのゲームが中心ということもあり、人によってはおなじみのタイトルといった感じだ。しかし、こちらで初めて遊ぶ人のために、それぞれのゲーム機の近くには簡易的な遊び方が書かれたマニュアルも用意されており、いつでも遊び方の確認ができるようになっていた。

▲それぞれのタイトルごとに、簡単な遊び方が書かれたマニュアル。プレイするゲームは、自由に選ぶことができる。
▲ディスクシステムももちろん実機だ。自分でケースから取り出し、ディスクカードを差し込んで遊ぶようになっていた。

 今回のイベントはネットから参加者を募集しており、会場には知らない人が集まることになる。そのため、参加者同士がコミュニケーションできるように、それぞれに手作りの名刺を作って交換しあえるという仕組みも用意されていた。これは運営側が配慮して行われたものだが、お互いゲーム好き同士ということもあってか、実際は各所で交流を深めている様子が多数見られた

▲参加者たちは、クリエイター名や現在の職業、メールアドレスやSNSなどを記載した手作りの名刺をお互いに交換して、交流を深めていた。

アクション&シューティングゲーム開発者向けのイチオシアセット30選

 14時半からは「ゲーム開発者向けUnityセミナー」と題して、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社のエンジニアである安原裕二氏とデジタルマーケティング担当の常名隆司氏によるセッションが行われた。

▲ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの常名隆司氏。

 こちらでは後半に行われた、常名氏のセッション「アクション&シューティングゲーム開発で使いたいイチオシアセット30選」を取り上げる。さすがにすべてを記載するのは難しいため、スライドを中心に紹介していく。とくに、スライド中に説明がなかったものは、個別にご紹介する。余談だが、30選と書かれているがここで取り上げられているのは全部で31種類だ。いずれも、Unityでゲームを作るときなどに役立つアセットばかりであるため、とりあえずどんな種類があるのかチェックだけでもしておくといいだろう。

 「Grabbit – Editor Physics Transforms」は、オブジェクトに物理法則を働かせて現実空間にものを放り込むような感覚で、シーンに手早く配置したいとき便利なアセットだ。オブジェクトを乱雑に散らかしたり、いい感じに並べ変えたりすることもできる。

 「DOTween Pro」は、名前の通りトゥイーン系のアセットで、ちょっと曲がらせたり右から左にオブジェクトを移動させたり、オブジェクトを連続してハネさせたりといった動きを加えたいときに、ポチポチ押していくことで実装することができる。日本語で情報を発信している人も多いため、使い方がわからないときは文脈で検索しても目的の記事を見つけることができる。

 「Behavior Designer」は、AIを作ることができるビジュアルスクリプティングのアセットだ。敵キャラクターの動きを仕込むもうとするときに、以外と時間が掛かってしまうことがある。しかし、こちらのアセットでポチポチノードを繋いでいくことで、自分が狙った動きをするNPCを簡単に作ることができる

 「Asset Hunter PRO」は、使っていないアセットを探し出すことができるほか、それらを一気に消したいときに便利なアセットだ。使用していないアセットをひとつひとつ自分で探していくと、どうしても消し間違いなどのミスが発生しやすい。しかし、これならボタンひとつでざっとリストアップすることができる。当然のことながら、不要なアセットを削除する前にバックアップする機能も用意されており、間違って消してしまった場合も元に戻すことができる。プロジェクトの軽量化のためにも、こうしたアセットを活用することをオススメする。

 「Asset Cleaner PRO – Clean」も同様に、プロジェクトの中で使用していないアセットを探し出したり、アセットの関連を表示させたりできるアセットだ。

 「ファイティングユニティちゃん vol.1~10 詰め合わせ」は、こちらは格闘もののアクションが全部で10個セットになったお得なアセットだ。作者は昔格闘ゲームのアニメーションを開発していたことがあるそうで、魅力のある動きが収録されている。

【その他のイチオシアセット】

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